注目イベントの紹介
強制労働犠牲者の史実伝える北海道・笹の墓標展示館 全国巡回展(東京)
主催 | 笹の墓標展示館再生実行委員会 |
---|---|
日時 | 2022年10月5日(水)~10月13日(木)10時~16時 |
場所 | 築地本願寺 第二伝道会館2階(東京都中央区築地3-15-1) |
問い合わせ | sasanobohyo.tokyo@gmail.com |
開催期間中に、追悼法要や講演会などを行います。5日の初日にはオープニング・セレモニーも実施します。これには韓国大使館の公使参事官にもご出席いただきます。どうぞご都合をつけて築地本願寺に足をお運びください。
アフターコロナシンポジウム「札幌から流れが変わる大切なものを守るために」Vol.2
主催 | 宗教法人惠弘寺 |
---|---|
日時 | 2022年10月9日(日)開場10時(開催11時) |
場所 | 共済ホール(札幌市中央区北4条西1-1 共済ビル6F) |
最寄駅 | 札幌市営地下鉄東豊線札幌駅21番、25番出口より |
チケット入場料 | 予約 2500円、当日 2800円、中学生以下 無料(入場券事前購入方法:teketサイトより「アフターコロナシンポジウム」と検索。前売券を購入できる。) |
映画『オレの記念日』(ドキュメンタリー映画/日本/2022年/カラー/104分)
ロードショー 全国順次公開 | 2022年10月8日(土) ポレポレ東中野[東京] |
---|---|
監督 | 金聖雄 |
出演 | 布川事件:桜井昌司、桜井恵子、クー、ヒメ、杉山卓男 袴田事件:袴田巖、袴田ひで子 東住吉事件:青木恵子 狭山事件:石川一雄、石川早智子 |
語り | 小室等 |
構成・編集 | 野村太 |
撮影 | 池田俊巳、渡辺勝重 |
現場録音 | 池田泰明 |
録音 | 吉田茂一 |
音楽・演奏 | 吉野弘志 |
スチール | 村田次郎 |
イラスト | 千葉佐記子、石渡希和 |
パンフレット制作 | 松井一恵 |
デザイン | 加藤さよ子 |
制作デスク | 沢口絹枝、若宮まさこ |
宣伝 | 明石薫 |
製作協力 | 陣内直行、映像グループ翔の会 |
企画・製作・配給 | Kimoon Film |
20歳の時に布川事件で冤罪により殺人犯とされ、29年間を獄中で過ごした桜井昌司さん。2011年に無罪判決、そして2021年には勝てないと言われ続けた国家賠償裁判での完全勝利など、次々に人生を逆転させていく。2019年には末期ガンにより”余命1年”と宣告されるも、食事療法などを続け、3年が過ぎた今も精力的に全国を駆け巡る。冤罪により無期懲役判決を受けた若者が、29年の獄中生活で悟った人生の意味とは・・。
マッド・アマノ パロディ個展
開催期間 | 2022年11月1日(火)~11月13日(日) |
---|---|
時間 | 11時~19時 |
場所 | 画廊ギャラリー&クラフト杜(東京都豊島区巣鴨1-3-20) |
アクセス | JR山手線 巣鴨駅南口、都営三田線 巣鴨駅より徒歩4分 |
問い合わせ | 03-3946-8035 |
琉球民族独立総合研究学会オープンシンポジウム
日時 | 10月1日(土)14時~16時(開場13時半) |
---|---|
費用 | 入場無料/資料代:一般1000円、学生無料 |
テーマ | 「すべての琉球人よ!ひやみかちうきり!ー植民地化(「琉球処分」)150年と再植民地化(「復帰」)50年を断つ!ー」 |
講師 | 後田多敦教授(神奈川大学、石垣島出身) |
映画「日本原 牛と人の大地」
日時 | 9月17日(土)より順次全国公開 |
---|---|
会場 | ポレポレ東中野(東京)、第七藝術劇場(大阪)ほか |
1960年代の終わり、岡山大学の医学生だったヒデさんは、なぜ牛飼いになったのか?
岡山県北部の山間の町、奈義町なぎちょう。人口6,000人のこの町に陸上自衛隊「日本原にほんばら演習場」がある。日露戦争後に旧陸軍が村々を強制買収して設置、占領軍に接収されたのち自衛隊に引き継がれ、今日に至る。奈義町は自衛隊との「共存共栄」を謳ってきた。日本原では昔から地元住民が山に入って土地を共同利用する「入会」が行なわれ、演習場内の耕作権などが防衛省から認められている。しかし、いまや場内で耕作しているのは本作の主人公・内藤秀之さん一家だけとなった。“ヒデさん”と親しまれる内藤さんは50年にわたり牛を飼い、田畑を耕してきた。彼を知る人は言う。「ヒデさんは医者にならずに婿入りして牛飼いになったんよ」。
政治の季節と青春のその後で、いま私たちが生きている時代をユニークな視点と映画言語で映し出す。
監督は、日本映画学校を卒業したものの映画の夢を諦めかけていた黒部俊介。東京から移住した岡山で偶然ヒデさんと出会った黒部はビデオキャメラをたずさえて日本原に通い続けた。コモンズと占領。安保法制下の米軍と自衛隊。土地利用規制法が孕む危険。改憲が具体化していくなか、“国防”の名のもとで私たちが手放しはじめているものは何か。映画は、ヒデさんの息子の陽さんによるナレーションに導かれて、ゆらゆらと歩きはじめる。
こういう作品こそ、万難排してスクリーンでご堪能ください!
復帰50年特集:第3回 沖縄はどこに向かうか?自己決定権の今
主催 | 東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会 |
---|---|
共催 | ISF (独立言論フォーラム) |
日時 | 9月14日 (水)午後5時(開場4時半) |
会場 | てぃるる (那覇市西町) |
費用 | 入場無料(資料代500円) |
講師 | 新垣毅氏 (琉球新報社報道本部長)、 仲里効氏(「越境広場」編集者) |
司会 | 宮城恵美子 |
スタッフ | 与那覇恵子、木村朗。 |
「琉球処分」以後、沖縄の自己決定権は 行使できていない。現在、米中対立が 強まる 中、米は中国が危険だと煽り、元安倍首相は「台湾有事は日本有事」と喧伝、今に至る。米軍が 自衛隊 と一緒になって 琉球弧の有人島を移動しながらミサイルを撃つ遠征前方基地作戦( EABO 計画がある。しかし「有事」になると米軍はグアムかハワイに撤退する 。 島々の 人々の命を盾にしておきながら、いざとなれば 米軍は逃げる 。米は日本に防衛費増額をしむけ てきた。 日本政府は国民生活を貧しくしても米の要求に答えているのが日本政治 である。「もう二度と沖縄戦を招来させてはいけない !」 という沖縄の悲願を無慈悲にも捨てさるかのように、琉球弧にミサイルを配備、辺野古では埋立て反対の声を封殺して埋立強行を続けている。中高生でも分かるように、ミサイル攻撃から生き延びるのは至難の業でそんな愚策でも日本は米従属を受け入れ、近隣諸国外交は軽視している。日中共同声明50年だ。私たちは誰に支配されているのか。日米軍である。複雑骨折な政治状況を読み解き、沖縄の自己決定権の行使の在り方を考えたい。「 沖縄は どこに向かうか」と。
日中国交正常化50周年記念大集会
主催 | 日中国交正常化50周年記念大集会実行委員会 |
---|---|
日時 | 2022年9月28日(水)14:00~(開場13:30) |
会場 | 衆議院第一議員会館・地下1階・大会議室 ※必ず、事前申し込みが必要です。 |
申し込み先 | 定員(300名)に達し次第、申し込みを締め切りますので。恐縮ですが、なるべく早めに、以下のメールまで申し込みを、お願いいたします。 E-mail:murayamadanwa1995@ybb.ne.jp |
連絡先(事務局) | 090-9399-3941(松代修平)、090-8565-5407(小山俊)、090-8808-5000(藤田) |
「中国を仮想敵国に仕立て上げて、着々と戦争準備に突き進んで良いのか。中国は敵ではない。最大の貿易相手国だ」。
―日中友好こそ、日本の最大の安全保障の一つだ―
今から50年前、田中角栄首相(当時)と大平正芳外相(当時)は、自民党内の親台派の抵抗・妨害を押さえ込んで、歴史的な日中国交正常化・台湾断交へと歴史の舵をきった。あれから、今年9月29日で50周年を迎える。
田中角栄氏と大平正芳氏は、今日の日本の政権の、対米追従外交の現状を、草場の陰で、いかなる想いで見ているのだろうか。
言うまでもなく、日本と中国の親善友好関係は実に2000年の歴史を有している。この悠久の歴史を振り返れば、その昔、鑑真和上は大勢の弟子を伴い、盛唐の文化を携えて、日本への渡航を計画し、11年間に5回も失敗を重ね、辛苦のため盲目となっても屈せず、ついに6回目に渡来を成し遂げ、奈良に天平文化を授け、骨を日本に埋めた。長安に骨を埋めた阿倍仲麻呂とともに日中文化交流の偉大な恩人というべきであろう。
もとより日中友好の道も、平坦な道ではなかった。困難な時代を乗り越え、多くの先人たちの命がけの努力の上に、一衣帯水の隣国として、今日の日本と中国の重層的な関係が、創り上げてこられたのだ。
特に、19世紀以降の歴史においては、日清戦争で台湾を割譲させ、その後、中国に侵略するという罪深い歳月が含まれていることを忘れてはならない。日本は侵略戦争に敗れて、「平和国家」に生まれ変わることができた。日本国民は二度と戦争をしないという誓いが新憲法・9条によって礎を置かれたのだ。
また、日中国交正常化50周年の節目に際して改めて想起し、確認するべきは、日中国交正常化は日本が中国に対する侵略戦争の「責任を痛感し、深く反省する」ことによって可能となったこと(日中共同声明前文)、また、日中平和友好条約では「相互の関係において、すべての紛争を平和的手段により解決し及び武力又は武力による威嚇に訴えないことを確認」していること(第1条2)である。
周知のとおり今や日本の多数の企業が中国に進出している。日本の貿易や観光業は中国を最大の相手国にしている。文化芸術や学術研究の領域でも日中間の交流は深く浸透している。
米国の言いなりに、反中国包囲網に突き進むのではなく、今や日本の最大の貿易相手国となった、中国とは一衣帯水の隣国としての、本来の正常な友好関係を、取り戻す事が、アジアの平和と発展、そして日本の国益のためにも必要である。
多くの皆さんとともに、21世紀のアジア・中国との関係はどうあるべきなのか。日中友好のあり方を未来思考で考えたいと思います。
「日中国交正常化50周年」という重要な時期に際し、本記念大集会では、村山富市・第81代日本国総理大臣(調整中)と鳩山友紀夫・第93代日本国総理大臣から記念講話を伺います。
孔鉉佑・中華人民共和国駐日本国特命全権大使にもご出席を賜わり、来賓御挨拶をいただきます。
常日頃から、日本とアジア諸国とりわけ近隣諸国との友好・連帯の持論を展開されている森田実氏(東日本国際大学名誉学長・政治評論家)が特別スピーチを展開されます。
また、国際情勢分析の第一人者である、羽場久美子氏(青山学院大学名誉教授・神奈川大学教授)が、東アジアの平和と繁栄を勝ち取るためには何が必要なのかについて、特別スピーチを展開されます。
そして、国際政治の権威である浅井基文氏(元広島平和研究所所長)が、「9条及び声明・条約の初心に戻ろう」と題して、記念講演をされます。
これらの日本を代表する、知の巨人のお話は、興味深い講演になると思います。
多くの皆様方のご出席をお待ちしています。