イベルメクチンの復権、コロナの帝王アンソニー・ファウチ博士の辞任
社会・経済上院議員のランド・ポール(Rand Paul)が、これを受けて「ファウチが辞任したからといって彼が犯した罪から逃れられるわけではない。証拠隠滅がおこなわれないようにあらゆる資料を厳格に保管せよ」と要求していることも、この記事では紹介されていました。
9.しかし、コロナ騒ぎの犯人はファウチ博士だけではありません。実は、ファウチ博士はバイデン大統領と二人三脚でワクチンを国民に接種させる工作を、大々的におこなってきたからです。
それを詳しく述べたのがミーガン・レッドショウ(Megan Redshaw)による次の記事です。これを読めば、なぜワクチンに疑問を呈しただけで大手メディアだけでなく代替メデイアからも「陰謀論者」と叩かれたのかが分かります。
*Biden Administration Secretly Paid Media to Promote COVID Shots(バイデン政権は、コロナワクチン接種を推進するために、メディアに密かに金を払っていた)
https://www.globalresearch.ca/feds-secretly-paid-media-promote-covid-shots/5774092
By Megan Redshaw、Global Research, March 14, 2022、Children’s Health Defense 9 March 2022
この記事は、オンライン誌TheBlazeが情報公開法をによって入手した文書に基づいて、次のような出だしで始まっています。
バイデン政権は、10億ドル(約1377億6700万円)の税金を投入して、ほぼすべての主要な企業メディアを買収した。
それはワクチン支援キャンペーンを幅広く展開するためだった。つまりメデイアに対して、COVID-19ワクチンに関する肯定的な報道のみを押し出し、否定的な報道はすべて検閲するように要請したのである。他方、全米のメディアは、視聴者に予防接種を呼びかける報道において、広告の出所が連邦政府であることを明かさなかった。
オンライン誌The Blazeが情報公開請求によって手に入れた文書によると、米国保健福祉省(HHS)はABC、CBS、NBC、Fox News、CNN、MSNBCなどの主要な報道機関から広告枠を購入した。
また、ワシントンポスト、ロサンゼルスタイムズ、ニューヨークポスト、BuzzFeed News、Newsmaxなどの主要新聞社や、全米の数百の地方テレビ局や新聞社に広告作戦を展開した。
これを読むと、全米すべてに政府のワクチン推進キャンペーンが行き届いていることが分かります。同じことが日本でもおこなわれたことは、たぶん間違いないでしょう。
私は、安倍元首相の出身母体であった電通が、政府と密接に連絡を取り合っていたのではないかと推測しています。電通のメディアを支配する力は、それほど巨大だからです(苫米地英人『電通 洗脳広告代理店』)。
このレッドショー記者はさらに バイデン政権によるメディア買収工作を次のように詳しく説明しています。
宣伝工作は、COVIDワクチンの入手可能性が高まるタイミングに合わせて行われた。ホワイトハウスの最高医療顧問であり、国立アレルギー・感染症研究所の所長であるアンソニー・ファウチ博士を含む「権威者」や「専門家」が登場した。
フェイスブックは2021年3月、「人々が予防接種を受けるのを助ける」ためのソーシャルメディア計画を発表し、バイデン政権や米国の保健機関と協力して、「COVID偽情報」と呼ばれるものを抑圧した。ロサンゼルス・タイムズ紙など他のメディアでは、「ワクチンをためらう人々」を説得して考えを変えてもらう方法について、専門家からのアドバイスが紹介されている。ワシントンポスト紙も、「人々が聞きたい思うような、著名人からの、ワクチン支持のメッセージ 」を紹介した。
10.この記事はNewsmaxとOne America Newsなど、私の知らないメディアがどのような役割を果たしたかも詳しく述べられています。しかし、そのすべてを紹介するゆとりが今の私にはないので、いずれ『翻訳NEWS』に全訳が載ることを期待したいと思います。
しかし、いずれにしても、このようなワクチン宣伝工作がWHOの指導の下に、全世界的に展開されたであろうことは、想像に難くありません。ですから、冒頭で紹介した私の教え子の夫や長男が次のような態度をとったというのは、ある意味で当然のことでした。
興和(株)による「イベルメクチンの効果を認められなかった」とする新聞発表が出てからは、夫も息子も『コロナ騒ぎ 謎解き物語』を読もうともしません。
コロナワクチン接種で亡くなったとされる人の事例を息子は一人一人ネットで調べ、ワクチン接種が直接的な死因でないと資料を見せるのです。
しかし厚労省の発表するデータは「ワクチン死をなるべく認めない」という方針で貫かれているのですから、ワクチン死の事例を見つけることは極めて困難です。
病院や医師も厚労省からの指導を忖度(そんたく)して、自分ではコロナ死ではないかと思っても、「ワクチンとの直接的因果関係を認められなかった」という報告書を書くことになります。
かつて水俣病で多くの人が死んだり奇形児が生まれても、それを企業が認めることはありませんでした。そして政府もそのような企業の態度を容認する姿勢を続けたため、被害者が救済されるのに、いったい何人のひとが死に、何年の歳月が必要だったことでしょうか。
ウィキペディアの年表では次のようになっています。
1954年。8月1日、『熊本日日新聞』が「ネコ100余匹が次々と狂い死にした」と報道。これが水俣病の初報とされる。熊本県水俣でのちに水俣病と認定された患者が12人発生。ほかに5人死亡。
(中略)
1968年。5月18日、チッソ水俣工場はアセトアルデヒドの製造を停止。9月26日、厚生省は水俣病を公害病であると認定。
「熊本における水俣病は、新日本窒素肥料水俣工場のアセトアルデヒド製造工程で副生されたメチル水銀化合物が原因である」と発表。
このように、水俣病が正式にチッソ水俣工場が原因であったと認定されるまでに14年もかかっているのです。だとすると、ワクチン死が認定されるまでに、一体何年かかるのでしょうか。
水俣病、第二水俣病(新潟水俣病)、イタイイタイ病、四日市ぜんそくの4つは、四大公害病と呼ばれていますが、どれも同じような軌跡を描いています。薬害エイズ事件も同種の事件です。
ひょっとして「コロナワクチン接種で亡くなったとされる人の事例を一人一人ネットで調べ、ワクチン接種が直接的な死因でないと資料を見せた」私の教え子の息子さんも、このような公害病の歴史を学校で学んだことがないのかも知れません。
ここで思い出すのがボブ・ディランの「風に吹かれて」という歌です。その一節に次のような歌詞があります。
How many deaths will it take till he knows
That too many people have died
The answer, my friend, is blowin’ in the wind
The answer is blowin’ in the wind
どれだけ多くの死者が出れば気が付くの?
余りにも多くの人々が死んでしまったと
友よ、答えは風の中に舞っている
答えは風の中に舞っている
この歌はベトナム戦争の時に歌われた反戦歌でしたが、コロナ死の今こそ歌われるべき歌かも知れません。
11.さて今回はイベルメクチンの話からスタートしたので、もう一度、イベルメクチンの問題に戻って、長くなったブログを閉じたいと思います。
イベルメクチンは南米、インド、アフリカなど多くの国でその効果が試されてきました。その詳細は『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻で詳しく紹介したとおりです。
ところが日本政府は、我が日本人が発明しノーベル賞まで受けたイベルメクチンをいまだにEUA (Emergency Use Authorization緊急使用許可)として認めようとしていません。そして外国産のワクチンを巨額の税金で大量輸入することに余念がありません。
おまけに残念なことに、大村智先生とイベルメクチンを共同開発したメルク社までが、今はイベルメクチン攻撃に血道を上げている始末です。(この間の事情は『謎解き物語3』199-204頁で詳述しました)。
そして日本でも興和(株)が「イベルメクチンの効果は認められず」という報告を出しました。この興和(株)にたいしても内外の密かな圧力がなかったのかどうか、私は疑っています。
そんな大村先生にたいして、少しでも「元気の素」になりはしないかと、次のようなメールを差し上げました。そのメールを以下に再録します。
大村 智 先生
ご無沙汰しています。元岐阜大学の寺島隆吉です。文書ではなくメールでお便りする失礼をお許しください。
1.先日は、下記のような過分なるお褒めの言葉をいただき感謝感激でした。
>過日は「ウクライナ問題の正体1・2」をお送りいただき、誠に有難うございました。正に私が知りたいことでした。一方的にロシアを非難しておりますが、西欧にも問題があることを予想しておりました。
>また下記の貴重な資料も提供いただき有難うございました。大いに勉強させていただきました。
*COVID-19 early treatment: real-time analysis of 2,325 studies(COVID-19早期治療:2,325試験のリアルタイム解析)
https://c19early.org/2.しかし、いただいたメールにもありましたが、「イベルメクチンの有効性、コロナで認められず 興和」という報道には、私も非常にガッカリさせられました。
ところが先日、下記のような嬉しい情報を見つけました。既に御存じの情報かも知れませんが、念のため、お知らせしたくなりました。*The Covid Pandemic Was Entirely Unnecessary. Cures were available. (コビド・パンデミックは全く必要なかった。治療法はあった)
https://www.paulcraigroberts.org/2022/09/05/the-covid-pandemic-was-entirely-unnecessary-cures-were-available-the-medical-profession-is-responsible-for-the-murders-of-huge-and-growing-numbers-of-people/
Paul Craig Roberts .September 5, 2022この記事によると次のような結果が出たということです。
「イベルメクチンの定期的な使用により、COVID-19による死亡リスクが92%減少することが、査読を経た新しい研究で明らかになった。
この大規模な研究は、Flávio A. Cadegiani, MD, MSc, PhDによって実施された。Cadegianiは、臨床内分泌学の修士号と博士号を持つ、内分泌学会の認定医である。
この査読付き研究は、オンライン医療ジャーナル「Cureus」によって水曜日に発表された。この研究は、ブラジルのイタジャイ市に住む8万8012人を対象に、厳密に管理された集団で実施された」。この記事によると、Cadegiani博士はTwitterで、「我々のような規模と解析レベルの観察研究は、無作為化臨床試験として実施することは困難であり、実現不可能である。結論に反論するのは難しい。信念に関係なくデータはデータだ」と書いているそうです。
3.なお、この記事を知らせてくれた元財務次官ポール・クレイグ・ロバーツは、イベルメクチンについて以下のような記事も書いています。これも、すでにご存知の情報化も知れませんが念のためお知らせします。
(1) The War on Ivermectin(イベルメクチンに対する戦争)
https://www.paulcraigroberts.org/2022/10/10/the-war-on-ivermectin/
by Paul Craig Roberts、October 10, 2022
(2) The Truth About Ivermectin(イベルメクチンの真実)
https://www.paulcraigroberts.org/2022/11/22/the-truth-about-ivermectin/
by Paul Craig Roberts、November 22, 2022
(3) The Death Toll From the Covid “vaccine” Mounts and the Medical Establishment and Presstitutes Continue to Demonize the Doctors who Cured with Ivermectin (コロナ「ワクチン」による死者数は増加し、医学界と報道機関はイベルメクチンで治療した医師を悪者扱いし続ける)
https://www.paulcraigroberts.org/?s=ivermectin
by Paul Craig Roberts、23 November, 20224.また先生は、「イベルメクチンによるコロナ感染症に対する多くの研究や発表論文がBill & Melinda Gates Foundation の資金によって支配されている状況にあることがわかってきました」と書いておられましたが、それに関連する記事として「バイデン大統領がワクチンを国民に強制するためメディアを買収している」という記事も見つけました。
(4) Biden Administration Secretly Paid Media to Promote COVID Shots(バイデン政権はワクチンの注射を推進するために、裏でメディアに金を払った)
https://www.globalresearch.ca/feds-secretly-paid-media-promote-covid-shots/5774092
By Megan Redshaw
Global Research, March 14, 2022 Children’s Health Defense 9 March 2022先生もメールに書いておられたように、本当に「Scienceの真実を財力で捻じ曲げ、人命よりも金儲けが優先される恐ろしい時代になってしまった」ようです。
以上、お送りした記事が少しでも先生の「元気の素」になればと願っています。
時節柄、ますます寒くなってきます。くれぐれも御自愛ください。寺島隆吉
<追伸>
拙著『ウクライナ問題の正体3』を別便で大学宛にお送りしました。御笑覧いただければ幸いです。
12.この便りにたいして、大村先生から次のような有り難いメールが届きました。
ご無沙汰しております。
昨日は大変興味深い論文や記事をお送りいただき、ありがとうございました。
今までイベルメクチンの有用性の発表は抑えられておりましたが、ようやく抑えきれず(表に)出回ってきました。
憂鬱な日々を送っておりましたが、先生のメールこそ、私の元気の素となりました。
取り急ぎ御礼を申し上げます。
上にあるとおり先生のメールには「憂鬱な日々を送っておりましたが、先生のメールこそ、私の元気の素となりました」とあり感激の一語でした。
しかし上で「先生のメールこそ、私の元気の素となりました」というのが何を指すのか、それを最後に紹介して、今回のブログの「締め」にしたいと思います。
さて大村智先生に送ったメールには、先述のとおり、ブラジルの研究者Flávio A. Cadegiani, MD, MSc, PhDらによって実施された大規模な研究です。その要点はポール・サッカ(Paul Sacca)によって次のようにまとめられています。
本研究では、5ヵ月間に30錠(6mg✕30錠=180mg)以上のイベルメクチンを使用した人を「正規ユーザー」と定義した。
イベルメクチンの投与量は体重によって決められたが、「”ほとんどの人が1日2~3錠を10日おきに2日間使用していた 」。
研究結果は次のことを示している。
「イベルメクチンの非使用者は、イベルメクチンの常用者と比較して、死亡率が12.5倍、COVID-19による死亡リスクが7倍増加した」
「この『用量反応効果』は、COVID-19に対するイベルメクチンの予防効果をも強固にする」
カデジアニ(Cadegiani)博士は、この研究が「用量反応効果」を示したと考えていて、それは、イベルメクチンのレベルを上げると、COVID-19による入院と死亡のリスクが減少することを意味している。
カデジアニ博士は、Twitterで、「我々のような規模と解析レベルの『観察研究』は、『無作為化臨床試験』として実施することは困難であり実現不可能だ。この結論に反論するのは難しいだろう。信念に関係なく、データはデータだ」と書いている。
この最後の一文「信念に関係なく、データはデータだ」が意味深長であるように思われました。
なぜなら、この研究は、「ブラジルのイタジャイ市に住む8万8012人を対象に、厳密に管理された集団で実施された研究」で、しかも「このような規模と解析レベルの『観察研究』は、『無作為化臨床試験』として実施することは困難であり、実現不可能だからです。
つまり今までWHO(世界保健機構)やCDC(アメリカ疾病管理予防センター)は、イベルメクチンは「二重盲検法」や「無作為化臨床試験」を経ていないからという口実でEUA(緊急使用許可)が認められなかったのですが、カデジアニ博士たちは、私たちの研究こそWHOの主張する研究法よりも優れているのだと自負しているのです。
だから「俺たちが到達したこの結論に反論するのは難しいだろう」というわけです。
だとすれば、この研究結果をふまえて、一刻も早くイベルメクチンをEUA(緊急使用許可)として認めることが望まれます。そして無駄な「コロナ騒ぎ」を早々に終息させたいものです。
「憂鬱な日々を送ってこられた」大村智先生の頭上に、一刻も早く、晴れやかな太陽が輝く日の来ることを念じて止みません。
※この記事は、「百々峰だより」(2020年12月12日)からの転載です。
原文はコチラ→ イベルメクチンの復権、コロナの帝王アンソニー・ファウチ博士の辞任
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国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授