メールマガジン第90号:ISF独立言論フォーラムをなぜいま立ち上げたのか~ISFのご紹介とご支援のお願い
ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会メルマガ琉球・沖縄通信☆木村朗(きむらあきら、鹿児島大学名誉教授、平和学・ 国際関係論専攻)
2022年4月からISF(独立言論フォーラム)編集長
現在の日本を取り巻く内外情勢は、コロナ禍とインフレなどの経済危機の中での貧富の格差拡大と生活苦・自殺増、ヨーロッパでのウクライナ危機・紛争と迫りくる核戦争の危機、東アジア地域での台湾有事と米中対立の激化などかなり深刻な状況となっています。
このままでは最悪の場合は第三次世界大戦の勃発、あるいは世界恐慌の再来と日本経済の崩壊という悪夢が現実化する可能性も否定できないと思います。しかし、こうした深刻な状況は、実は権力とメディが一体化したかたちで行う情報操作と世論誘導の結果だとも言えます。
そこで、2022年4月1日に正式にスタートしたISF:Independent Speech Forum(独立言論フォーラム、URL:https://isfweb.org)は、2021年10月に設立された一般社団法人・独立言論フォーラム(2人の代表理事:岡田元治、木村朗、4人の理事:藤田高景、前田朗、宮城恵美子、与那覇恵子)が運営するインターネットメディアであり、真実探求と戦争廃絶を目指し、左右のイデオロギーを問わず平和と人権を重んじる普遍的な平和主義・民主主義・人道主義の立場から、メインストリームメディア(MSM)では得られない、不可視化された不都合な事実・真実をありのままに伝えるとともに民主的なオピニオンを主導する、自律した市民のための独立系メディアです。
特に権力と大手メディア(MSM)が一体化して行う情報操作に対して、それに惑わらせないような総合的かつ的確な分析・批評と地道なファクトチェックを通じて市民のメディアリテラシーを高める一助をはたせればと考えています。
このISF(独立言論フォーラム)は、2022年1月にスタートしたFMぎのわんラジオの新番組「沖縄平和トーキングラジオ~南から風を~」(パーソナリティー:木村朗、与那覇恵子、宮城恵美子)とも連携しており、FMぎのわんラジオで収録された動画をその後に編集したうえでISFのHPにアップするという形で現在まで続けています。
またISFはこれまでに、ウクライナ問題、コロナ&ワクチン問題、沖縄のPFAS問題、統一教会と国葬問題、今市事件・志布志事件・大崎事件などの冤罪問題などを取り上げて特集してお伝えするとともに、「終わらない占領との決別」&ISF発足の記念集会(3月31日)、「参院選後の日本の進路を問う~戦争前夜の大政翼賛化」(8月27日)、「コロナ&ワクチン問題を考える~ワクチン接種の安全性・有効性を問う」(10月29日)、「ウクライナ危機と世界秩序の転換 ~情報操作と二重基準を越えて」(11月25日)などの公開シンポジウムISF主催で開催してきました。
2023年1月28日には「(旧)統一教会と日本政治の闇を問う~自民党は統一教会との関係を断ち切れるのか」というテーマでの公開シンポジウムも開催を予定しています。
最後に、ISFへのご支援のお願いです。私たちISF(独立言論フォーラム)は、広告に頼らずに真実探求と戦争廃絶で志を同じくする個人・団体のご寄付によって運営される独立したインターネットメディアです。
この新しいメディアであるISF(独立言論フォーラム)の最大の目的・役割は、権力(政府・大資本)の監視・批判を通じた戦争発動の阻止と人権侵害の解消であり、日本の真の独立と再生、東アジアの平和と共生、沖縄基地問題の根本的解決であり、それをタブーなき自由な言論活動を通じて実現することを目指しています。
ISFの活動にご賛同いただける皆さま方からのご支援・ご協力を心よりお願いいたします(特に12月末から開始する予定の会員登録への申し込みをしていただけると嬉しいです)。
一般社団法人・独立言論フォーラム ⇒https://isfweb.org/
独立言論フォーラム(ISF)編集長 木村朗
(「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 メールマガジン第90号」より転載)
〇ISF主催トーク茶話会③(2022年2月26日):鳥越俊太郎さんを囲んでのトーク茶話会のご案内
※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
「ノーモア沖縄戦の会」は「沖縄の島々がふたたび戦場になることに反対する」一点で結集する県民運動の会です。県民の命、未来の子どもたちの命を守る思いに保守や革新の立場の違いはありません。政治信条や政党支持の垣根を越えて県民の幅広い結集を呼び掛けます。