【第299回】 コロナ禍再考 (2/2) ~ 統計手法の誤謬
社会・経済3月13日、「マスク着用は個人の判断」、そして、感染症法の分類を5月8日から「2類から5類へ(引き下げ)」という政府指針が出て、いよいよコロナパニック終焉の兆しかとも思われる日々だ。
それが、何と本4月10日、日経(メディカル)が「サル痘感染が急増、国内流行が懸念される事態に」と報道した。
コロナパニックに続く「煽り」「洗脳」かーー!!!
サル痘と、いかにも恐ろしいNHK報道は昨年7月にもあった。
【264回】再々記:感染パニック~正しく恐れよう (NHK日曜討論から) – 浜地道雄の「異目異耳」(拙稿、最下段)
日本の人口が一億三千万だと知らないのだろうか、と思わず口をついて出てくる。
他方、日本の(否、世界の)大都市東京都は一万人にアンケートをとり、「感染者数増加」との発表をした(3月16日)。
これまたアンケートの取り方に統計手法の誤謬が明らかだ。
アンケートの取り方、統計のまとめ方、発表。これらに最初からヴァイアス(偏向)がかかってるのではないか? → 世論誘導。
1,400万人の人口からどういう基準で1万人を抽出したのか?「インターネット上で」とあるから、過去、「コロナ陽性」など何等かの履歴(経験)がある1万人に違いない。
第一、「(検査)陽性」と「感染」「発症」の連関性を筆者は個人的経験(陽性、無症状、自宅療養・外出禁止)から疑っている。感染者数をどうやって計測するのか?(前記)
そして、最重要項:コロナパニック、教育。拙文中の統計リンク(東洋経済)に注目。厚労省発表は「陽性者数」であり、感染者数ではない。一体、どうやって感染者数を計測するのか?若年層の死亡はほぼゼロ。
さて、そんな混乱の世情。教育、未来を背負う子供たちについて、いよいよコロナパニック終焉と期待されるシンポジウムが4月23日、開催される。(zoomあり)
https://0423edu-okayama.peatix.com/view
(元)中学校長として、教育面からコロナパニック(マスク)を危惧する原口真一氏。
(子供たちに)マスク強要は止めよう | ISF独立言論フォーラム (拙稿最下段)
そして、京都大学教授明和政子氏は教育学の立場から「現下のコロナ禍(マスク)が未来を背負う子供たちの発育にいかに障害となるか」を専門の立場から発表する。
新学期とあり、張り切りながらもコロナ・マスクで大いに困惑しておられる先生がた、ご父兄、はたまた全国すべての教育関係者必見のシンポジウムといえよう。
☆浜地道雄の「異目異耳」からの転載です
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国際ビジネスコンサルタント。1965年、慶応義塾大学経済学部卒業。同年、ニチメン(現・双日)入社。石油部員としてテヘラン、リヤド駐在。1988年、帝国データバンクに転職。同社米国社長としてNYCに赴任、2002年ビジネスコンサルタントとして独立。現在、(一財)グローバル人材開発顧問。「月刊グルーバル経営」誌にGlobal Business English Fileを長期連載中。