第37回 コロナよりもワクチンで死んでいる!③:イベルメクチンはインドを救ったが、モディ首相は…
社会・経済相変わらず大手メディアでは「感染者激増」を叫んでいますが、コロナの死者数が増えているようには見えません。
だとすると、かつてドイツ政府がやったように、PCR検査を武器にして、若者にもワクチンを打たせようとする「恐怖作戦」をしかけているのでしょうか。
その証拠に、PCR検査の増幅回数(Ct値)をいくつに設定しているのか、大手メディアは何も問題にしていません。これではいくらでも感染者を増やすことができます。
そのうえ、ワクチンを打っても陽性になるのですからワクチンには何の効果もないということになります。イスラエルがその典型例です。
前節でも書いたように、WHOもCDC(アメリカ疾病管理予防センター)も、PCR検査の無意味さを認めているのに、日本政府はいつまでこのような茶番劇を続けるのでしょうか。
ところで今では1カ月近くも前になりますが、インド・オディシャ州在住のモハンティ三智江さんから次のような便りが届きました。これは『銀座ニュース』連載記事からの転送だそうです。
インド全土の新規感染者は、7月8日に8万人台と、第1波のピーク時の10万人弱を下回ったのを皮切りに、9万人台が4日続き、本日は8万0,834人と減って、各州とも、段階的解除措置に踏み切り出した。
当オディシャ州(Odisha)は新規感染者4,852人とピーク時から半減したが、地方州では依然多い方だ。
特筆すべきは首都デリー準州(Delhi、人口約2,000万人)で、新規がたったの213人で、ひと月半前に酸素不足で人が倒れ死に、地獄と化していたとは信じられない鎮静ぶりだ。
インドのナレンドラ・モディ首相(2014年から在任、70歳)は、中央主導の18歳以上の国民への無料接種を加速化すべく、諸外国からのワクチン買い付けへと本格的な接種再開に乗り出した。
第2波時、治療薬としては目覚しい効果を発揮したイベルメクチンは、保健省の使用薬リストから突如として外され、ワクチン一辺倒のWHO(世界保健機関)の方針に則った形である。
実は、インドの弁護士連合会はWHOを訴えている。訴状内容は「インド側のイベルメクチン使用可否の打診に対して未承認姿勢を貫いたせいで、助かるはずの命が多数犠牲になった。その責任を追及する」というものだ。
確かに、西部ゴア州政府はいち早くイベルメクチンを使用したことで死者数急減、しかし、南部タミルナドゥ州はWHO指針に従って中止したため、他州に比べて、新規数もなかなか減らず、死者も多かったのである。
第2波の短期における驚異的な回復率は、第1波時も使われていたイベルメクチンのおかげともいわれるため、残念だ。
*モハンティ三智江のインド発コロナ観戦記=2021年7月6日
http://ginzanews.net/?page_id=55952
これを読むとインドでは各州が政府の言うことを聞かず、独自にイベルメクチンを導入したことが分かります。
そして西部ゴア州政府のように、いち早くイベルメクチンを使用した州では死者数が急減したが、南部タミルナドゥ州のように、政府やWHOの指針に従って中止したところは、他州に比べて新規数もなかなか減らず、死者も多かったのでした。
このことは、下記のように、私のブログでもたびたび指摘してきました。
(1)世界各地で大村智博士の「イベルメクチン」がコロナ死者を激減、だがWHOも日本政
府も「反対」!?
http://tacktaka.blog.fc2.com/blog-entry-441.html( 『百々峰だより』2021-06-16)
(2)イベルメクチンの驚異!メキシコ(メキシコシティ)とインド(デリー)で感染者数・死
傷者数が激減! !
http://tacktaka.blog.fc2.com/blog-entry-442.html(同2021-06-17)
このモハンティ三智江さんの記事で、もうひとつ興味深いことは、インド政府は民衆の命や生活よりも、WHO(世界保健機構)の意向を尊重し、その奴隷になりさがっているということが分かることです。
この三智江さんの記事で、さらに興味深かかったことは、イベルメクチンをめぐるアフリカに関する説明でした。
それは次のように書かれていました。
前の記事でも触れたが、同抗寄生虫薬は、日本の北里大学栄誉教授、大村智博士が発明し、2015年にノーベル生理学・医学賞に輝いたもので、アフリカで寄生虫による失明病(オンコセルカ症=河川盲目症)を治療するのに多大な貢献を果たしてきた。
一説には、アフリカで新型コロナ流行が予想をはるかに下回ったのは、日頃この虫下しを
飲んでいるせいとも言われる。
未だ有効な治療薬が開発されない現状では、ワクチンが進まない途上国ではミラクル既存薬ともいえ、副作用もないし、もっと推奨されてしかるべきと私見では思う。
さて、インド株改め、デルタ株の感染力は確かに強く、あっというまに蔓延したものの、発明者の大村博士も、日本国内で治験を進め、一刻も早い承認を目指しているとも聞く。
目を見張るような回復力(現在95%)を見ると、回復速度がやけにのろかった第1波に比べ、人々が脅威に思う程の毒性は有していないように個人的には思われる。
とにかく、第2波は最速で大爆発だったが、TSUNAMI(ツナミ)は3週間でしぼみ始め、50日後の今や凪と化してしまった。
大々パニックに陥った魔の五月は、過ぎてみれば何だったのかと、素人の私は首を傾げるばかり、大騒ぎしたことの結果がこれで、唖然とさせられる。
この三智江さんの記事では「一説には、アフリカで新型コロナ流行が予想をはるかに下回ったのは、日頃この虫下しを飲んでいるせいとも言われる」と書かれています。
以前に、 「タンザニア大統領ジョン・マグフリがPCR検査やワクチン接種は必要ない」と宣言し、不審な死を遂げたことを紹介しましたが、その裏には、このような事情があったことを、三智江さんの記事は教えてくれました。
マグフリ大統領については、 『翻訳NEWS』で次のような記事が翻訳されています。
(3)WHOと巨大製薬産業をタンザニアは拒否。ジョン・マグフリ大統領は「COVIDワクチンは危険で不必要」だと一蹴( 『翻訳NEWS』2021-04-03)
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-544.html
(4)John Magufuli: Death of an African Freedom Fighter, Confronted Big Pharma and the Corrupt Covid Cabal( 『翻訳NEWS』2021-04-22)
「 『自由の戦士』マグフリ大統領の死、巨大製薬会社と腐敗したCOVIDの陰謀に立ち向かう」
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-549.html
あとひとつだけ三智江さんの記事で注目しておきたいことは、日本でも大騒ぎされている変異株=デルタ株は、インドの実情を知れば何も恐れる必要のないことが分かります。
やはり、ワクチンを若者にまで強制接種するための「恐怖作戦」だったということです。その証拠に、三智江さんは次のように書いているのですから。
「あっというまに蔓延したものの、目を見張るような回復力(現在95%)を見ると、回復速度がやけにのろかった第1波に比べ、人々が脅威に思う程の毒性は有していないように個人的には思われる」
「大々パニックに陥った魔の5月は、過ぎてみれば何だったのかと、素人の私は首を傾げるばかり。TSUNAMI(ツナミ)は3週間でしぼみ始め、50日後の今や凪と化してしまった。大騒ぎしたことの結果がこれで、唖然とさせられる」。
国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授