前代未聞の戦争犯罪「民族浄化作戦」に目をつむる国連とG7各国
国際本記事は、http://tacktaka.blog.fc2.com/blog-entry-637.htmlからの転載になります。
国際教育(2023-10-22)
パレスチナのガザ地区
RFK(ロバート・F・ケネディ)ジュニア
バイデン大統領とネタニヤフ首相による「やらせ」?
イスラエルがつくりあげたイスラム急進勢力「ハマス」
自然農法「無農薬・無肥料・無灌水」という実験に挑戦
G7(アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、イタリア、日本)
イスラエルの旗を振るRFK(ロバート・F・ケネディ)ジュニア
私が主宰している私設研究所の仕事として『翻訳NEWS』というサイトを運営しています。
ウクライナ紛争がゼレンスキーの負け戦で終わりそうな雰囲気が強くなっているところにパレチナのガザ地区をめぐって血生臭い攻撃が展開されました。
そこで簡単な解説をつけて、「翻訳グループ」の皆さんに後掲のような「緊急翻訳の御願い」をしました。
しかし家内は、これを「翻訳グループ」の皆さんに送るだけでは勿体ないと言い始めました、
そこで、ブログ読者の皆さんが現在の事態を理解する一つのヒントになるかも知れないと考え、これを急遽、このブログに掲載することにしました。
御理解いただければ幸いです。
緊急翻訳の御願い
中田さん、山西さん
Cc: 翻訳グループ、研究所の皆さん
1
山西さんの斜視手術をした経過が思わしくないとのことで心配しています。来週の診察が良いのものであることを祈念しています。
2
さてパレスチナのガザ地区における双方の戦闘が口に出せないほど残虐であったことは調べれば調べるほど明らかになってきていますが、そしてバイデン大統領とネタニヤフ首相による「やらせ」であった可能性も、ますます強くなってきたようです。
しかしウクライナにおける敗北から世界の眼をそらせる作戦であったとしても、バイデン大統領がウクライナとパレスチナの双方を軍事援助することが可能かどうかは極めて怪しいと思われます。ゼレンスキーは見捨てられるかも知れません。
3
それにしてもパレスチナ情勢は人道的危機にありますから放置しておくわけにはいきません。またそれは中東全域に広がる可能性もありますから、誰かが和平を先導しなければなりません。それを提起しているのが(1)の論考です。
(1)Russia and China Must Prevent Genocide and Ethnic Cleansing in Palestine(ロシアと中国はパレスチナにおける大量虐殺と民族浄化を阻止しなければならない)
October 18, 2023、Dr. Kai-Alexander Schlevogt
4
ウクライナとゼレンスキーの未来を論じているのが(2)です。また国連安保理事会に双方の停戦を呼びかける決議を妨害しているのは誰かを明らかにしてくれているのが(3)の記事です。
(2)Yesterday’s man: Why Ukraine’s Zelensky is in danger of being left behind by the US(もはや 「過去の人」、 なぜウクライナのゼレンスキーは米国に取り残される危機にあるのか)
If faced with a choice between supporting Kiev or Israel, Washington will choose the latter in a heartbeat
https://www.rt.com/russia/585142-us-choice-ukraine-zelensky-israel/
Oct 18, 2023
(3)West has taken UN Security Council ‘hostage’(西側諸国は国連安全保障理事会を「人質」にしている) – Moscow
Western interests prevent the global body from addressing the current conflict in the Middle East, Russia’s envoy says(西側の利害が現在の中東紛争への対処を妨げているとロシア特使が指摘)https://www.rt.com/russia/585171-un-security-council-hostage/
Oct 17, 2023
5
自分の父親と叔父を裏の勢力に暗殺されて権力と立ち向かう姿勢を示し、今度の大統領選挙に立候補したRFK(ロバート・F・ケネディ)ジュニアにアメリカの良心から期待が集まっていたのですが、そのRFKジュニアですら、ことイスラエルに関しては腑抜けになってしまうことを示したのが(4)でした。
イスラエル軍人を父に持つ著者によるRFKジュニアへの手紙形式になっているので臨場感があります。
(4)Palestine: An Open Letter to Robert F. Kennedy Jr.(パレスチナ: ロバート・F・ケネディ・ジュニアへの公開書簡)
August 12, 2023、Miko Peled
6
それを別の側面から明らかにしたのが、最後の(5)です。アメリカの知識人は、外交問題とりわけイスラエル(=ユダヤ人問題)に関しては手も足も出ない状況であることを、またもや露呈したように見えます。これはGrayzoneの主宰者Max Blumenthalによるケネディへの挑戦状ですから、その意味でも興味深いものです。
(5)RFK Jr Staff Block Israel-Palestine Dialogue after the Candidate Agreed(ロバート・F・ケネディ ジュニア.の選挙参謀がイスラエルとパレスチナの対話を妨害、彼が合意したはずなのに)
August 4, 2023、Max Blumenthal
7
というわけで再び、「緊急翻訳の御願い、その5を」出すことになってしまいましたが、例によって食指の動くものを御願いできれば幸いです。
しかし(1)に載せられているガザの惨状写真は、原爆跡の広島や長崎を思い出させるものですから、一刻も早く読者の皆さんに知らせたいので、これだけでも誰か必ず御願いしたいと思います。
7
なお家内は、近刊予定の『コロナとウクライナを結ぶ黒い太縄』全4巻をアマゾンのサイトに掲載するのに丸二日もかかってしまいました。それでも何とか成功したので、また畑に出るゆとりが出てきました(しかし画面に登場するには2~3日かかります)。
私も再び引き出されて鍬を振るうことになりそうです。まだタマネギ(玉葱)とニンニク(別名「おおびる」大蒜)を植える作業が残っているからです。
とはいえ、「白焼き」という印刷直前の原稿を最終校正する「念校」が残っているので、家で、もう一仕事しなければなりません。
8
また手元に溜まっていた素材情報も膨大になってきていますので、ここ一両日中に取捨選択をして、短いコメント付きで皆さんにお届けしたいと思っています。あと少しだけお待ちいただければ幸いです。
あまりにも皆さんにお届けしたい情報が多すぎて、私もストレスの塊になっていますが、畑仕事はそのストレス解消にも役立ちます。
自然農法の畑仕事をしている筆者
本記事は、百々峰だより からの転載になります。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
ISF会員登録のご案内
国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授