メールマガジン第140号:「沖縄、再び戦場へ(仮)」「スピンオフ作品上映会開催報告(ゆかるひホール)
映画・書籍の紹介・批評ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会メルマガ琉球・沖縄通信6月10日、那覇市久茂地のゆかるひホールで、ゆかるひさんと共催のスピンオフ上映会が開催されました。
参加は午前(10時半~)7人、午後(14時~)11人、合計18人でした。
会場では三上さんがここ4年の間に、南西諸島軍事強化の取材、撮影を重ねた映像を45分にまとめた映像をご覧いただきました。凄まじい勢いで軍事要塞化がすすむ状況を単なる観客として腕組みをしながら観て、「たいへんだな」というようなありきたりの感想をもって、帰るのではなく、これは本当にまずいぞ、というような危機感を映像から感じて、何もしなければたいへんなことになる、何かやらないといけないというモヤモヤ感を持って帰ってもらうという場になったと思います。
参加者一人ひとりが「こんな状況だとは知らなかった」、「無力感のままではダメ」、「若い人たちもがんばっている」、「とにかくもっと知らせていかないといけない」などの感想を述べました。主催者の屋嘉さんは「高江、辺野古とどんどん自然が破壊され、さらに軍事強化で自分の大好きな沖縄が壊されていることが悲しくてたまらない。覚悟を決めて、戦争を止めるために映画を作ろうと、こうして映像を提供してくれた三上さんを応援したい」と時折涙を流しながら、自らの思いとこの上映会を開催した理由を話されました。
このスピンオフ上映会をもっと広げ、ノーモアの活動とタイアップしていく必要があると思いました。今後定期開催も含め提案したいと思います。
大きな講演会、学習会などの企画と、南西諸島軍事強化について、知り、考え、危機感を共有し、反対のすそ野をひろげ、ノーモアの活動を拡げていく今回のスピンオフ上映会を、うまくリンクさせていくことが大切だと思いました。
1. 最も印象に残った場面は何ですか
〇途中から来たので、国の行動を阻止する場面が多かったです。運動中ではなく、民家で冷静に話してらっしゃる場面が印象に残っています。あとは若者の「争うより 愛しなさい」
―理由―
活動している方の「思い」を聴くことができた。「争うより」⇒素晴らしい言葉です。
〇今の危機的状況は戦争前夜を越し、戦時下であるという言葉を発したところ
―理由―
宮古、与那国の軍備強化をみていたら実感としてわかると思う
〇国の強引な進め方
―理由―
説明もなく、どこで合意されたのかもわからず、この先恐怖を感じました。
〇平和な島にミサイルはいらない
-理由-
体を張って反対運動しても願いが届かない
〇牛歩で抗議している場面
―理由―
自分の生活している“地”の歴史文化と力とつながって、現代社会の権力と対峙していると感じた。
〇保良地区の弾薬庫
-理由―
はじめて観る映像でした
〇那覇で開催された集会の場面
-理由-
反対運動がことごとくつぶされていく中、希望を感じました。
〇すべて
〇全般的に良かった
2. どんな危機感をもったか
〇知らないところで住民を無視して進んでいく武装化
〇リアルタイムでの公開なので、説得力がありました。ほんとに早いスピードで軍事の島にさせられると思いました。
〇具体的に映像をみることができましたが、報道特集とかで取り上げてほしいほど強い危機感を持ちました
〇本当に戦争に近づいているという危機感を感じました。若者たちに気付いてほしいです。
〇ぜひ、いろんなところで観る機会があるといい
〇状況が刻一刻と悪い方向に向かっていること危機感を持ちました。
〇まずい!
〇もう戦争は始まっているという感覚
3. この動画を活用して、平和のサテライトになってほしいという監督の思いを受けて、自分でできること、やってみたいこと
〇コミュニティースペースをつくる ⇒ 資料を置く、会話しやすい雰囲気
〇沖縄の子どもたち(大人たちも)に戦争体験者の手記を読み合う会ができたらいいと思います
〇毎週土曜日、地域で辺野古新基地断念せよ!と仲間でスタンディングやっています。一人ひとりが周りに情報共有し声を上げることが大事。話し合うこと
〇ラインを送る
〇精神的な心のつながりを拡げる活動に興味があります。自然、生きることの原点に共に在る機会におる
〇上映会を増やす
〇基地や戦争について、気軽に話し合える場をつくっていけたらいいと思いました。
4. 完成したら、映画を観たいですか
〇観たいです
〇ぜひ観ます
〇観てみたいと思います。スピンオフ上映会を主催できる側になれたらいいなと思います。
〇観ます
〇是非観たいし、周りに拡げたいです
〇ぜひ観たい
〇はい
〇もちろんです。
〇ぜひ観たいです。
瀬戸隆博(当会事務局)
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