【連載】安斎育郎のウクライナ情報

3月6日のウクライナ情報

安斎育郎

皆さん、おはようございます。

昨日は伝言館のミュージアム・グッズ「金剛菩提樹製のお守り」に仏様の絵を描く作業を完遂させました。全部で77個でした。4日後に福島に持って行きます。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ ナワリヌイ事件、「ロシア当局の殺人」説根拠もなくまかり通る(2024年2月17日)、❷タッカー・カールソン×レックス・フリードマン ウクライナ戦争にどんな結末を望むか(2024年3月2日)、❸生物兵器の全廃をしたはずのウクライナにバイオラボの存在を認めるヴィクトリア・ヌーランド国務次官(2024年3月3日)、❹ 昨日の盗聴された録音より:元CIA長官、ロバート・ゲイツがクリミア橋攻撃を呼びかけた犯人(2024年3月3日)、❺元オーストリア外相のカリン・クナイスル博士の話(2024年3月3日)、❻ウクライナのネオナチの行状(2024年3月3日)、❼ ポリティコが、F-16はウクライナ軍にとって重荷になる可能性があるという記事を掲載(2024年3月4日)、❽イーロン・マスク氏、NATOの存続に疑問(2024年3月4日)、❾「ディープ・ステートの金づるを叩け」DSは、傀儡をATMにしている(原口博一、2024年3月4日)、❿欧米首脳がウクライナ戦争終結への思考停止 戦争の長期化招く恐れ(日経ビジネス、2024年2月27日)、です。❶は結構名の知れた人々が相変わらず反ロシア一点張りの姿勢なのでびっくりしているのですが、ここでは人権派の紀藤正樹弁護士を例示しました。彼には『ウクライナ戦争論』増補改訂第9版とナワリヌイ・エッセイを送りました。

さあ、今日はご近所衆とのラジオ体操の後、宇治市槙島町のいちご農家までいちご狩りに繰り出します。でっかい袋などは身に着けてはいけないそうです。30分間のいちご食べ放題という時間もあります。70歳以上には割引制度があります。皆さんもお元気で。

あんざい

3月6日ウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

宝鏡寺お守りのpdfはこちら

 

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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