【連載】今週の寺島メソッド翻訳NEWS

百々峰だより(2024/04/13):*ウクライナのもう一つの真実 ――「池田としえチャンネル」で3時間の講演

寺島隆吉

※元岐阜大学教授寺島隆吉先生の百々峰だより国際教育(2024/04/13)
「尊厳の革命」という名のクーデター 2014
「特別作戦Z 」という名のドンバス救出作戦 2022
池田としえ(東京都日野市議会議員)、
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長
新型コロナウイルスを考える会事務局長、全国有志議員の会代表
オリバー・ストーン監督『ウクライナ・オン・ファイヤー』 Ukraine on Fire
https://odysee.com/@pomchannel:e/98:35 (日本語字幕付き90分)
オリバー・ストーン監督『乗っ取られたウクライナ』 Revealing Ukraine 2019
https://www.youtube.com/watch?v=1yUQKLiIoFA (日本語字幕付き90分)
元スイス情報局高官ジャック・ボー(Jacques Baud)の論文「特別作戦Z」
http://tmmethod.blog.fc2.com/blog-entry-1080.html


池田としえチャンネル4月11日(木)寺島隆吉



池田としえ市議(東京都日野市議会議員)から講演依頼があり、せっかく『コロナとウクライナをむすぶ黒い太縄』全4巻を出したことでもあり、引きうけたところ、講演当日に上記のような案内がメールで送られてきて驚きました。
というのは、いつもは「新型コロナウイルスを考える会」のメーリングリストに「池田としえチャンネル」の新しい案内が送られてくるのに今回はその案内がなかったので、このような宣伝ができていることを全く知らなかったからです。


それはともかく、今度はズームによる「インタビュー」ではなく、ズームによる「講演」で、しかもパワーポイントかキーノートを使ってやって欲しいという要求でしたから、今までやったことのない講演形式で、うまくやれるかどうか不安でした。
昨年2月に愛知県春日井市で講演したときも初めてキーノートを使ったのでその時も不安でしたが、ホテルのホールに設置された大画面に映像を映しながらの講演でしたから、まだ何とかやりこなすことができたのですが、今度はズームに画像を映しながらの講演ですから全く勝手が違います。
それで拙著『黒い太縄』の表紙デザインをしてくれた高垣さんに応援を頼んで、予行演習の時も本番のときも、講演につき合ってもらいました。デザイナーのパソコンは、ウインドウズではなくマックを使ってやるのが普通ですから、困ったときは指導と援助を御願いできるからです。


こうして20時から23時までの「3時間講演」を終えることができました。案の定ときどきキーノートの操作がうまくいかず、高垣さんに助けてもらいながらの講演でしたが、何とか、無事に終えることができました。
最初は寒かったので部屋で薪ストーブを焚きながらの講演でしたが、後半は部屋が暖まってきたからでしょうか、それとも3時間の講演の疲れが汗になって出てきたのでしょうか、終わったときには顔が汗まみれになっていました。
果たして講演はうまくいったのか自信がなかったのですが、ベッドに転がり込んで寝ようとしたときに池田としえさんから「Lineメール」が飛び込んで来ました。それには次のように書いてありました。

 お疲れでしたでしょう。有難うございました。余りに内容の濃い中身に圧倒されました。素晴らしい講義でした。
また機会がございましたら、生き字引のような知識を後世に残していただきますよう何卒よろしくお願い致します🙇
本当に感動しました❤素晴らしい❗

これを読んでホッとしました。この「としえチャンネル」の視聴者はともかく、としえ市議は少なくとも私の講演を良かったと思ってくれたことが分かったからです。
そこで、やっと安心して眠ることができると考えてベッドに横になったのですが、すると、その直後に次のような<追伸>が飛び込んで来ました。

私は震えるような感動と恐ろしさでとても眠れる状態ではありません。
かつて聞いた話の中では最高部類の現実を突きつけられた気分で興奮しています。

この追伸で「3時間講演」の疲れが一挙に吹き飛んだ気がしました。このメールで何か大きな仕事をひとつ終えた気分にさせられたからです。


ところが翌朝、携帯電話を開いたら、デザイナーの高垣さんから次のような届いていて二度ビックリさせられました。
おはようございます!

 80才?の先生が汗を流しながら3時間も熱弁を振るう御姿勢に感動しました。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします

そうか、私のそばで3時間もつき合ってくれていた高垣さんも、そんな気持ちで私を見つめていてくれていたんだ!
正直言って、私はこの1~2年で、『コロナ騒ぎ謎解き物語』全3巻、『ウクライナ問題の正体』全4巻、そして『コロナとウクライナをむすぶ黒い太縄』全4巻、合計10巻を立て続けに出したので、さすがに疲れて、少しひと休みしたいと思っていました。
ですから、この講演依頼も本当は半分くらいは断りたいという気持ちもあったのです。しかし若い高垣さんも、80歳を目前にした私の講演を、上記のような眼で見てくれていたことを知って、私の方が感動させられました。元気をもらいました。


しかし、このあとさらにサプライズが続きました。
日課にしていた朝の散歩から帰ってきた直後の9時頃、としえ市議から再び電話があったからです。電話のなかみは次のようなものでした。

1)昨晩の講演を視聴した市議のひとりから、「あの講演を仲間の市議にもぜひ視聴させたいから、もう一度、機会をつくってくれないか」という連絡があった。
2)したがってなるべく早いうちに、もう一度、同じ時間帯でズーム講演をしていただけないか。来週ではどうか。
3)ただし今度は講演者と視聴者との交流する時間もつくりたいから、講演は2時間半、残り30分は視聴者との質疑応答時間にする。

非常にありがたい提案だったのですが、先述のとおり私も少し休憩を取りたいので、その次の週(すなわち4月の第4週)にして欲しいと御願いしました。
そして、としえ市議と相談の結果、「4月24日または25日」ということになりました。
それにしても、私の話をもっと聞きたいという視聴者がいるということは非常に有難いことです。
また、としえ市議と話しているうちに、市議が次のような気持ちをもっていることも分かってきました。

「コロナ騒ぎ」については、この間の「新型コロナウイルスを考える会」の活動のなかで、ワクチンの危険性については一定の理解が広まっている。
しかし「ウクライナ問題」については、ほとんどのひとが基礎知識すらもっていないので、その学習機会をつくりたい。

それにしても、次回の「ズームによる講演」では、200人近くのひとが視聴できるように手はずを整えたいと、としえ市議が言うので、そのスケールの大きさに圧倒されてしまいました。
としえ市議の活動力・スケールの大きさは、今までの彼女の活動ぶりからよく知っていたつもりでしたが、それが私にまで及んできたのですから度肝を抜かれてしまいましたが、その彼女の気持ちを大切にしたいと考え、OKすることにしました。


私としては、「コロナ騒ぎ」や「ウクライナ問題」から抜け出して、以前からずっと書きたいと思っていた「野草・野菜・花だより」「薬草・薬木・花だより」に、一刻も早く復帰したいのです。
ところが、としえ市議は、さらに追い打ちをかけるように、「7月または8月に、東京で同じ話題の講演会を開きたいと思っているからそのつもりで」と私に迫ってきています。その発想の大胆さ・スケールの大きさは本当に驚くばかりです。

私としては「野草・野菜・花だより」「薬草・薬木・花だより」どころか、「寺島メソッド自然農法」「寺島メソッド健康教室(自然医食)」に、自分の活動の重点を移したいと考えていた矢先ですから、一瞬うろたえてしまいました。
まして8月には、ノーベル賞受賞者大村智先生の生家「螢雪寮」で、研究所「夏の宿泊セミナー2024」をやる予定だったのですから、なおさらです。
(ちなみに、この「螢雪寮」は、韮崎大村智記念公園の一角にあり、そこには大村先生が私費を投じてつくった韮崎大村美術館もあります。)

とはいえ、現在の世界情勢、岸田政権の動向、野党や大手メディアの不甲斐なさを考えると、私の願いは贅沢すぎるのかも知れません。
というわけで、当面は、としえ市議と心中する方向で腹を固めつつあります。皆さんの御支援を御願いする次第です。

※ なお本稿は、元岐阜大学教授寺島隆吉先生の百々峰だより国際教育(2024/04/13)

*ウクライナのもう一つの真実 ――「池田としえチャンネル」で3時間の講演、からの転載記事です。

寺島隆吉 寺島隆吉

国際教育総合文化研究所所長、元岐阜大学教授

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