【連載】安斎育郎のウクライナ情報

5月24日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさんおはようございます。昨日は伝言館でのパッチワーク・キルト展の作品をダンボールで5箱郵便局経由で福島に送り、その他、制作した「原発悔恨・伝言の碑」ミニチュア大小5つ、「伝言館非核・平和御守り」3つ、早川篤雄和尚の愛犬「伝言犬」クマの記念品20個、展示説明用のポインター(指さし棒)でひっくり返すと「喝!」になっているもの一式などを完成させ、箱詰めしました。安齋喜美江さんはワークショップ用の作品を5つほど作ってくれましたが、出来れば6月23日(沖縄戦牛島中将自決の日)に福島でパッチワーク教室を開くべく調整しましょう。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ 国際刑事裁判所とアメリカの対立(2024年5月21日)、❷ ネベンジャ国連ロシア代表、安保理でノルドストリーム爆発事故について発言(2024年5月19日)、❸ヨーロッパ議会立候補者の弁(2024年5月20日)、❹米国大統領候補ジル・スタイン(2024年5月20日)、❺ゼレンスキー大統領の法的正当性(2024年5月19日)、❻ 【詳しく】兵員不足のウクライナ 相次ぐ動員逃れにどう対応?(NHK Web, 2024年5月19日)、❼ウクライナ「ロシア国内を攻撃するのに米国の兵器を使っていいか?」(2024年5月19日)、❽ゼレンスキー氏、大統領任期が満了 選挙先送りで「正統性」論争も(毎日新聞、2024/5/19)、❾ハリコフのウクライナ人の思い(2024年5月19日)、❿米国では、誰がウクライナを支配し、ゼレンスキーの決定の背後にいるのかが明らかになった(2024年5月18日)、です。日本でも❻や❽を報じるようには変化しつつあります。

さあ、今日はラジオ体操の後は明日からの福島行きの仕上げです。家を空ける25~27日分のウクライナ情報も整理しましょう。明日は乗松聡子さんも福島に来ますので、伝言館の紹介も致しましょう。6月は特別展示「核兵器禁止条約の現状と課題」のパネルづくりをやりましょう。皆さんお元気で‼

あんざい

5月24日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

★ISF(独立言論フォーラム)「市民記者」募集のお知らせ:来たれ!真実探究&戦争廃絶の志のある仲間たち

※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
ISF会員登録のご案内

「独立言論フォーラム(ISF)ご支援のお願い」

安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ