【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月2日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさんおはようございます。昨日は日本平和学会春季研究大会の「非暴力分科会」で討論者を務めました。その前後には、福島の伝言館の記念品開発に取り組み、「早川和尚の愛犬」だったKUMAを金剛菩提樹製の「伝言犬KUMA」として記念品化しました。とにかく伝言館は入館料が無料だから、寄付とミュージアム・グッズで財源を集めなければなりません。今後も様々な「館長手づくりグッズ」の開発にチャレンジします。夕方には長男一家が来たのですが、孫に「テニスのボレーって知ってる?ボールが地面につく前に、空中で打つことだね」「バレーボールはホントはボレーボールだね」という会話を交わし、やがてネーションズ・リーグのドミニカ戦を観戦、8点差で負けていた第4セットを逆転で勝った様子を見て、またまた

「諦めてはいけない」ことを学びました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ サルコジはトルストイの国とバルザックの国の間の戦争を信じていない(2024年5月30日)、❷ マクロン大統領はウクライナに軍事教官を派遣するための連合を結成したいとルモンド紙が報じた(2024年5月30日)、❸ ヨーロッパ |もう後戻りはできない─ウクライナの絶望的な徴兵忌避者は死の川で溺れる(The Economist, 2024年5月29日)、❹ロシアの移民問題(2024年5月27日)、❺ ラブロフ露外相インタビュー 発言ポイント(2024年5月30日)、❻ ロシア国防省は、特別軍事作戦の進捗状況に関する日報(5月29日)を発表した。スプートニクが最も重要な項目をまとめた(Sputnik, 2024年5月29日)、❼米製エイブラムス戦車の脆弱性に宇軍兵士から不満の声(2024年5月30日)、❽バイデン大統領、ロシア国内標的の攻撃をウクライナ軍に許可(2024年5月31日)、❾デンマーク ロシア攻撃のためのF16使用をウクライナに許可(2024年5月31日)、❿タイがBRICSへ加盟申請 なぜタイには加盟が必要か(2024年5月30日)、⓫速報(2024年6月1日)、です。❽❾⓫は危険な営みです。

さあ、今日は「かもがわ川柳」(かもがわ出版が主宰する川柳大会で、私は選者)大会の何百もの投稿作品から5句を選んで句評を書かねばなりません。5月25日~28日に福島に行っていたので、作業が遅れました。ガンバロ。皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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