【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月3日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさんおはようございます。昨日はかもがわ出版主催の「かもがわ川柳大会」の選者の仕事をやりました。数百の投句作品から5本の佳作を選び、そこからさらに入選句1句を選んでその評を書く作業です。あとは、福島の伝言館がある宝鏡寺境内にあった金剛菩提樹の残木の断片に早川和尚絶筆の和歌をプリントし記念品化する作業も試みました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ フランスのウクライナへの軍事要員派遣準備を確認 – ロシア外務省(2024年5月30日)、❷ ロシアの勢いが戻ってきた(2024年5月30日)、❸ ゼレンスキー氏は5月20日以降は違法=ウクライナ憲法の起草者(2024年5月30日)、❹キエフとワシントンの関係悪化(2024年5月31日)、❺ バイデン大統領、ロシア国内標的の攻撃をウクライナ軍に許可(2024年5月31日)、❻ コバヒゼはウクライナを崩壊した国と呼んだが、その理由はマイダンにある(EurAsia Daily, 2024年 5月 30日)、❼グルジア(ジョージア)議会は、米国の介入に屈することなく土壇場で主権を勝ち取り、西側のプロパガンダにNOを突きつけた(ロシア在住ツイッター、2024年5月30日)、❽プーチン大統領「交渉を拒否したのはウクライナだ。戦場で状況は打開できない。やればやるほど負けるだけだ」(2024年5月30日)、❾ウクライナの汚職問題(2024年5月30日)、❿露軍、米戦車エイブラムスを撃破(2024年5月30日)、です。❷の中立国jオーストリアの軍人の戦況分析は、参考になるでしょう。❹❽をみると、ワシントンとキエフの間に隙間風が吹いているようです。

さあ、今日は月曜日だから、ラジオ体操とフォークダンスを楽しんで、6月以降執筆を頼まれている1つの論文と新日本出版社の2冊の本の構想づくりに取り組まねばなりません。ウズベキスタンからも執筆依頼が来ていたが、こちらは当面お断りしましょう。がんばろ。皆さんもお元気で‼

あんざい

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※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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