【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月5日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさんおはようございます。昨日は新たな『ウクライナ戦争論』の注文を処理し、ウクライナ情報の整理をしてからINMP(国際平和博物館ネットワーク」のニューズレター日本語版の編集に取り組みましたが、伝言館グッズづくりもあり今日の午前中に持ち越しました。に励みました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ ドイツもこいつも(2024年6月2日)、❷ 元米国防総省高官、ウクライナに関するNATO首脳の主な恐怖を明かす(2024年6月2日)、❸ 中国軍がライフル積んだロボット犬公開 軍事分野で先端技術の活用が進んでいることをアピールする狙いか|TBS NEWS DIG(2024年5月30、❹クレムリン:ロシアを直接攻撃するNATOの兵器には即座に対応する(2024年6月2日)、❺ ゼレンスキーが横領した額は4億ドルだった(スコット・リッター、2024年6月2日)、❻スコット・リッター ウクライナの防衛ではなく、NATOがロシアを攻撃しているのだ(2024年6月1日)、❼サウジアラビア ウクライナ平和会議へは不参加=マスコミ(2024年6月3日)、❽エッフェル塔前「ウクライナで戦死の仏兵」の札付き棺が発見(2024年6月2日)、❾ロシアを非難するために自国民を殴った(ウクライナ兵とのインタビュー、2024年6月1日)、❿中国軍はロシア軍とともに世界の正義を守る準備ができている(2024年6月1日)、⓫フィンランド人ジャーナリストの印象(2024年6月1日)、⓬ドンバス戦争(復習、2014年4月1日)、⓭ウクライナの強制動員への抵抗(2024年6月1日)、⓮ボリス・ジョンソンが暴露発言(2024年6月1日)、⓯戦争を終わらせるためにはバイデンは失敗しなければならない(2024年6月1日)、です。

日本の物価高おニュースやパリオリンピックの報道番組を見ていても、平気で「ロシアによる軍事侵攻」と言った言葉がそれなりに名の知れたニュース・キャスターやスポーツ・インストラクターや落語家から出てきます。見事に手懐けられた感じですし、「もうちょっと自分の頭で考えんかい!」と叱りつけたくなるような日々です。今年は少なくとも本を3冊書かなくてはならないし、単発もののエッセイの注文もあり、時間が足りない感じですが、『ウクライナ戦争論』改訂第10版も2~3日の内にやらないとなあ。忙しいなあ。今日はラジオ体操とフォークダンスだ。頑張るねえ、年寄!皆さんお元気で‼

あんざい

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※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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