【連載】安斎育郎のウクライナ情報

6月6日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさんおはようございます。昨日は、私がアテンドする予定のたびせん・つなぐ社の沖縄ツアーについて、たびせん・つなぐ社の大西健一社長、佐喜眞美術館の佐喜眞館長と上間学芸員、ひめゆり平和祈念館の普天間朝佳館長とツアーのあり方についてオンライン会議をもちました。なかなか興味深い会議になったと思います。また、平和のための博物館国際ネットワークのニューズレター第40号の日本言版の編集のお手伝いもしました。加えて伝言館グッズ(伝言犬KUMA、和尚怒り石、早川篤雄和尚絶筆を金剛菩提樹にしたためた記念品ほか)を制作しました。

さて本日のウクライナ情報ですが、❶ ゼレンスキー大統領、中国のロシア支援が「戦争を長引かせている」 アジア安保会議で非難(2024年6月3日)、❷ バイデン米大統領、ウクライナに供与した武器使うロシア領攻撃を限定容認=米高官(BBC,  2024年5月31日)、❸ ウルスラ・フォン・デア・ライエンは、ブルガリアでロシア国旗とともに歓迎された(2024年6月3日)、❹スコット・リッター氏 米国政権にパスポート没収(Sputnik, 2024年6月4日)、❺ 「欧州連合の建国の父たちは正しかった、欧州は再び戦争に耐えることはできない。これが欧州連合が創設された理由です(ヴィクトル・オルバン、2024年6月4日)、❻ 2014年マイダン虐殺、西側高官が指示か?ウクライナ教授が暴露!(2024年6月4日)、❼ゼレンスキーはますます1945年のヒトラーに似てきた(2024年6月4日)、❽ハリコフ州のAFU拠点で発見された人体臓器の価格(2024年6月4日)、❾ドイツの列車に載せられポーランドとウクライナの国境へ向かうM1A1エイブラムス戦車(2024年6月3日)、❿ODATV: ゼレンスキー氏がヨーロッパ最大級のカジノのオーナーになった(2024年6月4日)、です。❷はロシア側の今後の特別作戦のあり方にドラスティックな変化をもたらすかもしれません。❹は如何にアメリカが焦っているかを示す「アメリカ版治安維持法」ですね。❽はウクライナ戦争における臓器売買の証拠です。

さあ、今日もラジオ体操に参加して、予定されているオンライン会議(来年の講演についての打ち合わせ=気が早いね)、伝言館の「核兵器禁止条約に関する特別展のパネル設計」などに取り組みましょう。皆さんもお元気で‼‼

あんざい

6月6日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

☆ISF主催公開シンポジウム:日米合同委員会の存在と対米従属 からの脱却を問う

☆ISF主催トーク茶話会:安部芳裕さんを囲んでのトーク茶話会のご案内

☆ISF主催トーク茶話会:浜田和幸さんを囲んでのトーク茶話会のご案内

★ISF(独立言論フォーラム)「市民記者」募集のお知らせ:来たれ!真実探究&戦争廃絶の志のある仲間たち

 

※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
ISF会員登録のご案内

「独立言論フォーラム(ISF)ご支援のお願い」

安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ