【連載】安斎育郎のウクライナ情報

7月5日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は沖縄旅行の留守中に届いた手紙への返事や、『ウクライナ戦争論』の注文30冊ばかりの発送作業と、ツアー中にお世話になった人々へのお礼状など、15通ぐらいの絵手紙を書き、郵便局に運びました。『ウクライナ戦争論』の改訂第10版は2024年6月30日付で500冊印刷して、印刷屋から1箱70冊X7箱+10冊が来たのですが、もう3箱がなくなりました。えらいこっちゃ!

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ バイデン氏“撤退論”収まらず 現職民主党議員から撤退求める声明|TBS NEWS DIG(2024年7月3日)、❷ ウクライナはNATOに加わるにはあまりにも腐敗していると言われる、❸ ウクライナの富裕層はキエフでパーティー、貧困層は前線に送られる、❹ウクライナがベラルーシに攻撃する?(2024年7月3日)、❺ ウクライナ危機は米国とその同盟国が引き起こした=露国防相(2024年7月4日)、❻ ゼレンスキー氏、紛争終結計画を明らかにするようトランプ氏に求める(2024年7月3日)、❼米国、ウクライナに追加支援 23億5000万ドル=米国防総省(2024年7月4日)、❽露軍、「グレーゾーン」でウクライナ軍を退ける=ヘルソン州知事(2024年7月3日)、❾カールソン氏、ゼレンスキー氏とのインタビュー実現を示唆(2024年7月4日)、❿ウクライナ ロシアとの一時的な停戦を促す動きに警戒(2024年7月4日)、⓫ウクライナはNATOに加盟するには腐敗しすぎていると言われる(2024年7月2日)、 ⓬ロシア、欧州にガス供給継続の用意 経由のウクライナ次第と副首相(2024年7月4日)、です。

❻はいかにもゼレンスキーが「助けて~!」と言っている感じですが、トランプはつれない素振りです。❷と⓫は実質的に同じ種類のニュースです。

さあ、今日はラジオ体操の後、アメリカから訪日中のロイ・タマシロさんに立命館の国際平和ミュージアムでお会いして、学生食堂で昼食会を開きます。ウェブスター大学名誉教授で、平和のための博物館国際ネットワークの運営に当たって世話になっている人です。今日は君島東彦さん、山根和代さん、桂良太郎さん、兼清順子さんらも来るのかな?楽しみです。

皆さん、お元気で‼熱中症対策をこまめに!

あんざい

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※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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