【連載】安斎育郎のウクライナ情報

7月9日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます.

昨日はいよいよ新日本出版社の原稿の準備にかかり、担当者に基本方針を伝え了解を得ました。ある表彰団体から推薦依頼が来ていて、今日の仕事になりました。パキスタンのサイード・シカンダー・メディー教授からちょっと厄介な注文が来ていて、関係者に連絡を取ったりしています。なかなか一つの仕事に集中できません。郵便局から『ウクライナ戦争論』を31冊送りました。在日本朝鮮岐阜県商工会から10冊の追加注文が来ました。前に送った改訂第10版10冊は大変好評だったということでした

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ 米国がロシアから過去最高額のウランを購入(2024年7月6日)、❷ 新曲「私はロシア人」はクリミア、ドネツク、ルハンスク、ウクライナ内でロシア系住民が多いザポリツィア、ケルソンでも大ヒット(2024年7月6日)、❸ The Telegraph(2024年7月4日)、❹ウクライナ人捕虜、家族と会う(2024年7月4日)、❺ ウクライナの強制動員(2024年7月4日)、❻ 新たな集団で捕虜(2024年7月2日)、❼EUの指導者たちは、ハンガリー首相のロシアへの「和平交渉」を批判する!(ドイツ国際放送局、2024年7月7日)、❽「私たちはロシア語を認めることはできません。それはラトビア国家の終焉を意味します」 – マルシス・クリス(2024年7月3日)、❾米ドルの運命(2024年7月3日)、❿ゼレンスキー内閣改造計画?(2024年7月3日)、⓫世界2位の借金大国ウクライナ、8月のデフォルトを回避できるか=英紙(2024年7月7日)、⓬タイとマレーシアのBRICS加盟、米国の覇権をさらに脅かす=米誌(2024年7月7日)、⓭EUはウクライナ危機終了後もロシアから天然ガスを購入=独有力紙(2024年7月5日)、⓮ロシア外務次官が訪露中の笹川平和財団指導部と会談、敵対的方針を再考するよう日本に勧告(2024年7月6日)、⓯米国には本物の大統領がいない=マスク氏(2024年7月6日)です。❽はすごいねえ。❾と⓬はアメリカの世界支配に陰りが生じつつあることを示しています。

さあ、今日もラジオ体操から頑張るか。皆さんお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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