【連載】知られざる真実/2024年7月18日 (木)地球温暖化説の嘘と目的
映画・書籍の紹介・批評社会・経済メディア批評&事件検証「CO2が地球温暖化の原因である」との見解が「真である」とされ、「CO2排出を減らすことが正義」という風潮が作られている。
そして、
「CO2排出を減らす」
ことを大義名分にして巨大な財政資金が散財されている。
因果関係は実は逆であると考えられる。
巨大な財政資金を収奪するために「CO2排出抑制は正義」という命題が「人為的に」創作されたと見るべきである。
これはコロナとワクチンの関係と同じ。
「コロナが蔓延して、これに対応するためにワクチンが開発された」
と説明されているが、これも因果関係は逆である。
「ワクチン大規模接種を実現するためにコロナパンデミックを創出した」
のが真相であると考えられる。
立証は容易でない。
あくまでも仮説だが、説得力のある仮説であると判断できる。
『紙の爆弾』2024年8・9月号
https://x.gd/GsFLL
に広瀬隆氏の論考が掲載されている。
「科学者は誰も信じていない
CO2温暖化説
嘘とその目的」
『紙の爆弾』は「巨悪に立ち向かうタブーなきスキャンダルマガジン!!」とされる。
毎号、興味深い記事が満載である。
マスメディアが伝えない「知られざる真実」を知る上で極めて参考になる媒体であると思う。
広瀬隆氏の解説はユーチューブでも閲覧することができる。
「広瀬隆の地球千一夜物語チャンネル」
https://www.youtube.com/@chikyuu-ureu
でも貴重な情報発信をされている。
同チャンネルの解説には
「これは手あかのついたCO2温暖化説ではなく、気候変動がなぜ起こるかを解き明かした、世界最高水準の近代的サイエンスが教える宇宙物理学です。その謎解きに挑んだ、最高の頭脳を持った人々のスリルあふれる物語です。わが国では、気候変動について、これほどまとまった知識の宝庫は、ほかにないでしょう。そして同時に、最新の文化人類学でもあります。あわてずに、毎日一話ずつ、楽しみながら見てください。最後には、皆さん仰天しますよ。」
とある。
ぜひチャンネル登録してみていただきたく思う。
その広瀬氏が2022年1月20日に「たんぽぽ舎」で講演された講演動画をUPLANさんが全編公開くださっている。
「二酸化炭素によって地球が温暖化しているという説は科学的にまったく根拠がないデマである」
と題する全編6時間の講演禄。
https://www.youtube.com/watch?v=K14tki8e2Ck
再生速度を上げても非常に聴き取りやすいので、ぜひご視聴してみていただきたい。
1960年代と比べて現在は暑い。
私も自分の経験で気温の変化を実感する。
しかし、この温暖化が何によって引き起こされているのかを特定することは容易でない。
いわゆる「地球温暖化説」はCO2主犯の立場を取り、CO2排出を減らせば問題を解決できるとするが、それほど単純でないことは容易に想像がつく。
『紙の爆弾』論考で広瀬氏は長期、中期、短期の気候変動についての概略を示す。
物事の理解には鳥瞰的な視点が必要。
理に適っている。
第一に長期で6億年前から1億年前の時間軸での検証。
米国の科学雑誌『ジャーナルサイエンス』に掲載された「ジオカーブ3」というグラフを基に考察するとCO2と気温の間に連動関係は観察されない。
第二に中期として、ジャン・ロベルト・プティが南極・ボストーク基地の氷を分析して調べた過去42万年間の地球の気温変化。
報告では10万年ごとに氷河期と温暖期が交互に到来したことが示される。
その気温変化は上下で12度にも及ぶ。
現在騒がれている1度の温度変化の10倍以上の温度変化が繰り返されてきた。
短期の時間軸でも「温暖化仮説」の欺瞞を示す多くの事実が確認されている。
気鋭の政治学者・政治思想家である白井聡氏との共著が販売開始になった。
『沈む日本 4つの大罪
経済、政治、外交、メディアの大嘘にダマされるな!』
(ビジネス社)
https://x.gd/3proI
ぜひご高覧賜りたい。
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スリーネーションズリサーチ株式会社
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植草一秀(うえくさ かずひで) 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続。 経済金融情勢分析情報誌刊行業務の傍ら「誰もが笑顔で生きてゆける社会」を実現する『ガーベラ革命』を提唱。人気政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」を発行。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『日本の独立』(飛鳥新社)、『アベノリスク』(講談社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社新書)、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)、『低金利時代、低迷経済を打破する最強資金運用術』(コスミック出版)、『出る杭の世直し白書』(共著、ビジネス社)、『日本経済の黒い霧』(ビジネス社)、『千載一遇の金融大波乱』(ビジネス社、2023年1月刊)など著書多数。 スリーネーションズリサーチ株式会社 http://www.uekusa-tri.co.jp/index.html メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」 http://foomii.com/00050