【連載】安斎育郎のウクライナ情報

7月26日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はラジオ体操の後、ウクライナ情報の整理をして、急遽注文が入ったジョセフ・ロートブラットさんについてのエッセイを書き、新日本出版社の出版企画に取り組みました。ウクライナ戦争論の注文もあり5冊お送りしました。もうすぐ、改訂第11版が500部玄関前にやって来ます。ある団体からお中元にお茶を頂いたので、返礼に『ウクライナ戦争論』を送りました。財源ひっ迫jにつき、近々広くご寄付の要請をするつもりです。すみません。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ 【ロシア】ウクライナ戦争について~責任は西側にある【ミアシャイマー、2024年7月10日】、❷アメリカ人の忌憚ない発言に同感しました(2024年7月23日)、❸ロシア防空部隊(2024年7月24日)、❹ウクライナ外相の戦闘終結交渉発言、ロシアと立場一致=クレムリン(2024年7月25日)、❺戦死したロシア軍参加の29歳元自衛官は義勇兵か傭兵か…ロ軍/ウクライナ軍それぞれの懐事情(日刊ゲンダイ、2024年7月24日)、❻ クリミヤの学校教育(2024年7月24日)、❼ドンバスの戦いは終わりに近づいている(2024年7月24日)、❽ウクライナのナチス化幼児教育(2024年7月23日)、❾ウクライナ兵の臓器市場(2024年7月25日)、❿【Russia News】7/24 水曜版時事ネタです🫡‼️(ニキータ伝、2024年7月24日)、です。このところついぞ、ウクライナ軍が領地を挽回したという話をきかず、ロシア軍の進軍の話が主流です。ロシア軍の8月攻勢を前に、ウクライナ軍はかなり疲弊しているようで、政権も景気のいい話は出来なくなり、和平を模索せざるを得なくなりつつあるかのようです。❻❽など見ると、教育の恐ろしさを感じます。NHKを含めて、とにかくこの戦争はロシアが悪いと思い込んでいるものだから、依然としてニュースの内容な「反ロシア、ウクライナ支援」一辺倒、これはもう報道犯罪ですね。誰が何と言おうが、ウクライナ戦争はアメリカ帝国主義が仕掛けた戦略戦争です。そこでボタンを掛け違えて「ロシアの侵略戦争」と誤認するところからすべてが狂ってきます。まあ、じっくり『ウクライナ戦争論』をお読み下さい。

さてさて、今日は孫の夏休みの宿題もちょっと見てあげる約束です。辰年男は結構忙しい!

皆さん元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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