【連載】安斎育郎のウクライナ情報

8月9日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は『ウクライナ戦争論』を20冊、レターパックでポストから送りました。新日本出版社の2巻本の序文を書きましたが、今日から本格的にページごとの原稿を書き続けましょう。今日は長崎原爆の日ですが、式典にイスラエル不招待とした長崎市長にG7の首脳が駄々をこねています。ウクライナのNATO加盟問題をテコに自分たちが仕掛けた戦争をロシアのせいにするウソつき集団ですが、いっそのことG7の連帯の絆とやらで岸田総理も一蓮托生「出席しない!」って駄々をこねたらどうですか。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ プーチンの悪口と実像(Richard, 2024年8月7日)、❷ウクライナ軍のクルスク地方への攻撃への対処(2024年8月7日)、❸”英国は内戦に向かっている” これは最も明確な兆候である|Redacted w Clayton Morris(2024年8月7日)、❹ウクライナの強制動員(2024年8月7日)、❺スコット・リッターは、自宅へのFBIの捜索について知っていることを説明する(2024年8月8日)、❻ 米国、英国、フランス、イタリア、オーストラリアの大使は、市長がイスラエルの招待を取り消したため、長崎平和式典への出席を拒否した(2024年8月8日)、❼8.6 日本メディアがド左翼副大統領候補の正体(2024年8月7日)、❽【Russia News】8/7 時事ネタ水曜版です‼️(ニキータ伝〜ロシアの手ほどきチャンネル、2024年8月7日)、❾米国は宇軍の露クルスク州への越境攻撃についてウクライナと連絡を取り合っている=米国務省(2024年8月8日、❿ウクライナ軍のロシア領土への更なる進撃は停止=ゲラシモフ参謀長(2024年8月7日)、です。

❶にあるようにk、日本では「プーチンは狂人」という根拠のない風評が広く出回っていますが、オリバー・ストーン監督のように身構えずに交わった人は、プーチンの賢人ぶりを認識しています。❺はスコット・リッターが家宅捜索を受けた話です。政権は余程スコットを厄介者と考えているようです。真実を話すものの自由を抑圧するのは逆に言えば弱さの象徴です。恐れているんですね。

さあ、めげずに頑張ろう!ラジオ体操は昨日が夏休み前の区切りかと思ったら、今日までやって明日からお盆休みだそうです。昨日、『折々の会』ニュース第3号を町会の庶務担当にメールで送りました・やがて回覧板に挟み込まれて各家庭に回覧されるでしょう。皆さま、コロナと熱中症に気をつけてお過ごしあれ‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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