【高橋清隆の文書館】2024年07月26日 WCHのテス・ローリー氏らが村上康文教授らと対談 安倍元首相暗殺や国際機関への対抗策など [7.29仙台]
社会・経済ワールド・カウンシル・フォー・ヘルス(WCH)本部のテス・ローリー代表らが7月29日、仙台市内で村上康文東京理科大学名誉教授らと意見交換した。面談は約1時間で、遺伝子組み換えワクチンの有害性と各国指導者の暗殺や、西洋医学によらない解毒方法の模索、グローバル企業や国際機関への対抗方法など多岐にわたり、より良い道を進むための方策を確認し合った。
その際のやり取りの骨子をここに紹介する。
対談する(左から)村上、駒野、ルーシー、シャブナム、テス、上条(敬称略、以下2024.7.29筆者撮影)
【発言者】
テス・ローリー博士(WCH代表)
シャブナム・パレス(WCHボードメンバー・南アフリカボードメンバー、弁護士)
ルーシー・リチャード(WCHボランティアコーディネーター)
村上康文・東京理科大名誉教授
駒野宏人・薬学博士(東北有志医師の会)
【通訳】
上条泉・WCHジャパン事務局長
空前の超過死招く遺伝子ワクチン、各国指導者の暗殺
村上)私は神経科学を研究し、英語で動画を発信している。3年前にワクチンが来てから、おかしなことが起きている。インフルエンザワクチンの数十倍の人が亡くなっている。
駒野)われわれ2人は以前から知り合い。同じ認識で情報発信することになった。ワクチン危険だねと。科学的な話をユーチューブに上げただけなのに、すぐバンされた。2人で上げた非公開のものまでが消されるという、おかしなことが起きている。後藤均先生と知り合い、東北有志医師の会に入った。
村上)今まで30人くらいの政治家に話したが、本人だけが「分かりました」と言うだけで、動きが広がらなかった。本人が接種をやめても、政党の上の方には伝えない。
テス)政治家は世界中、同じようなもの。
駒野)科学雑誌でも、m-RNAワクチンに関する論文を受け入れてもらうのは大変。
テス)日本の科学者・医師の仕事に感謝している。そのような論文が引っ込められたときこそ、重要なデータである証拠。2020年、m-RNAワクチンが体中に回ることが発表されのを厚生労働省のホームページで見つけた。
村上)1人の研究者が厚労省HPでそのファイザー社のデータを見つけ、Xで発信した。安倍晋三元首相はイベルメクチンを進めたが、上手くいかなかった。
テス)実は、安倍首相の暗殺は、そういうふうに関係していると思った。イベルメクチンのこともそうだし、全体的にワクチンに対して批判的だったと聞いたことがある。
村上)そう、安倍さんはm-RNAワクチンは問題だと認識していた。暗殺される2カ月前、彼の友人2人がワクチン接種で亡くなった。私がメッセンジャー型ワクチンの反対運動をやっていたことを知っており、どうしたら政府に働きかけられるかと、撃たれる前日、面会日程について安倍さんの秘書と事務所で協議した。
シャブナム)アフリカ似たような大統領暗殺事件が何件もあった。ワクチンへの反対や、自国で薬を創る方向性を示したときに起きた。
村上)ウクライナ戦争を止めようとしたことも原因か? 安倍さんはプーチン大統領と非常に親しかった。
駒野)僕らが発信し続けているのは、打てば打つほど感染が増えていること。新型コロナワクチンによる死亡報告は2000人を超えているにもかかわらず、政府は「特に問題なし」と言い続け、打つことを国民に勧め続けている。
テス)世界中、全く同じ状態。英国では超過死亡が5万人に達している。毎日、飛行機事故が起きているのと同じ。
駒野)でも、英国民は理解し、あまり打っていないですよね。海外ではやめているのに、日本は今、7回目を打っている。
伝統も重視し解毒を模索、腐敗した科学誌
テス)確かに人々は気付いているようだが、実際にやり取りすると、感じ方がよく分かる。口コミで情報が伝わるように、コミュニティーツールとして「ワクチン後遺症からの回復の方法について私に聞いてください」と書かれたのぼりを背中に付ける。これで街を歩くと皆、話し掛けてくる。
コミュニティーツールののぼり
自然な会話みたいな形で、「あなたは調子どう?」と聞いたら、「実は……」としゃべってくれる。手助けがなく、どうすれば良くなるか分からない状況の中で話をして、用意した説明パンフを皆、喜んで持って行く。デトックス(解毒)方法を各国で書いたもので、WCHの「分散型」理念のたまもの。
世界中の支部(Country Council)がそれぞれの今までの経験値をまとめたもので、漢方も採用されている。驚くべきことに、日本で発明されたイベルメクチンは知られていない。
解毒方法を紹介したWCHのパンフ。各支部が作る。
👆日本版の解毒マニュアル
駒野)勧められていないから。
村上)知っている人もいるが、入手が難しい。インドからウェブ注文できる。
テス)先週金曜日、大村智(おおむら・さとし)北里大学特別栄誉教授に会って来た。そこには素晴らしい製造装置があった。イベルメクチンの前駆体みたいなものはバクテリアが出している酵素のようで、約200種類のパターンがある。いろいろな用途が考えられ、その1つはがんに効く。製薬業界にとっていかに脅威かが分かる。
シャブナム)非常に有効な薬は売ってはならないルールが存在する。伝統的なCBDオイル(※1)はがんに効く。日本で使われているか?
※1……大麻草に含まれる100種類以上の生理活性物質(カンナビノイド)の中の一つであるCBD(カンナビジオール)を中心に抽出したオイル。
村上)今まで比較的自由に扱われていたが、法改正で医者に言わないと買えないようにしている。
テス)サプリメントでさえ、幾つかの国では買えない。
村上)有効性が広く認識されるようになり、放っておくと売れてしまうので、日本政府は困る。そんないいものは皆に買わせず、医者に処方箋を書かせて出すようにする。
シャブナム)同様のことは南アフリカでもある。CBDオイルは内服用・外科用にも有効で、父が悪性リンパ腫にかかって、このオイルで完全に治った。伝統的で自然の療法を広めていく必要がある。
駒野)物質の場合は必ず利益と結び付けようとするから、問題が起きる。睡眠、運動、瞑想(めいそう)、ヨガが有効であることは証明されてきている。お金もうけにはならないが、WCHは勧めている。
テス)ライフスタイル的なものに、私たちは病気の根本原因を探していきたい。例えば、武器を造ると戦争になる。ワクチンを創ると病気になる。そのような産業を所有するのは、同じ人たちだ。
村上)だから、われわれは連帯してそういう動きに反対しなければ。
テス)検閲は大きなテクノロジー企業がやっている。人々が天と天でつなぐと、全部がつながっている。グーグルはワクチン会社の株を持っているだけでなく、自分たちがワクチンを開発している。
駒野)そこを止める方法は、何かあるか? 政府に訴え、皆に知らせる以外に。
テス)人々の意識・エネルギーを高めることと、解決策を提供することを考えている。例えば秋からデトックスのプロトコル(手順)について、人々の知見を集約したい。「あなたはどのような経験をしたか」とアンケートふうに答えてもらい、世界中の人が参加することにより、意識を高める。
村上)実は、私はそのアプローチをすでにやっていて、論文にしようとしている。1000人くらいのワクチン後遺症の人たちと、例えばヨウ素などミネラルを複合的に利用しながら、どういう療法が有効かデータを集めている。
テス)ゼオライト(※2)は? 世界中の人たちが日本で何をやっているか知りたい。その経験をシェア(共有)したい。
※2……沸石。ミクロ多孔性の結晶性アルミノケイ酸塩。細孔による分子ふるい効果に加え、イオン交換機能などを持つため、脱臭や水質改善、整腸作用などさまざまな効果が期待される。
村上)1人の熱心な臨床医と連携し、彼がやってきたことを論文発表したい。
テス)『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(NEJM)』や『ランセット(Lancet)』などエスタブリッシュメント(支配者層)の科学雑誌は買収され、腐敗している。しかし、新しい科学雑誌ができてきている。
不買運動や警告文書でレプリコン型を拒否せよ
シャブナム)まず最初に、自然の療法を主に使い、次にグローバルな計画に基づいて動いている政党をボイコットする。さらに、そのような方向性を持つ企業、例えばレプリコンワクチン製造のアルカリスや、それに関連する武田薬品、Zoom(ズーム)などをボイコットする。プロジェクトサポートみたいな形で入っている企業が幾つもある。
テドロス事務局長に宛てた警告文書。コロナ期間中に誤った情報を流し、ワクチンを偽装した遺伝子組み換え物質で多くの人々を殺傷し、科学に基づかないマスク着用や社会手距離の確保、ロックダウン、PCR検査などを展開したことをとがめ、金輪際このような行動をやめることを求めている。
WCHの責任者が署名している
実はこれは、個人的な責任を追及する文書(写真)で、5月にテドロス事務局長とその下で働く4人のメンバーに対し、スイスの弁護士から手渡された(署名入り)。団体組織だけでなく、個人として責任があることを突き付けている。同じことを武見厚労相に出したらどうか。
駒野)私たちも会社(Meiji Seikaファルマ)には出した。
村上)その文書の内容をしっかり読ませていただいて、もう一度、ブラッシュアップしたものを大勢の人に振っていきたい。
シャブナム)皆、大会社の陰に隠れているが、個人に突き付けることで責任から逃れられないとの認識させることができるのではないか。
村上)もう一つ日本で重要なことは、厚労省の方針決定を支持する研究者が多いこと。彼らに動揺を与えられるかもしれない。
シャブナム)林千勝先生からお聞きした、武蔵村山にある国立感染研のバイオラボが東京のど真ん中に移転する計画があるとのこと。人々には知る権利があり、研究者への責任追及ができるし、さらにMeiji Seikaファルマに対してもボイコットできる。
スターバックスコーヒーが米国の戦争を支援していることから、世界中でボイコットが始まっている。
400億ドルの損失が出てい手、同社をひっくり返すくらいの力になっている。
テス)この(警告)文書は、淡々と事実を伝えている。「もしかしたらあなたは知らないかもしれないが、あなたはこの仕事をし続けているとこういうことが起きますよ」などと良心に訴える。世界のWCHの地域リーダー格の人たちが署名をしている。
村上)われわれの重要な任務は、いかにしてレプリコンワクチンを止めるか。普通のm-RNA型ワクチンでも人から人に広がって周辺の人たちに影響を与えていることが観察されているので、レプリコン型が打たれれば、もっともっと被害が広がる可能性があると思うが、どう思うか?
2024年のWHO総会をにらみ、世界的な公衆衛生上の権力集中を拒否する旨をつづったオリジナル冊子。下は新型コロナワクチン安全性監視報告書。
テス)m-RNA型ワクチン自体が問題であることはすでに証明されている。
駒野)レプリコン型は日本で始めて使われる。だから、何が起きるか分からない。しかも、変異を起こすレプリカーゼ(RNAウイルスが指令する自分のRNAゲノムを複製するための酵素)があるので、本当に何が起きるか分からない。だからわれわれは中止を求めている。研究するレベルならいいが。
テス)世界中でm-RNA型ワクチンをもう1歩進めたのがレプリコン型ワクチンだと思うが、それは生物兵器だということが多くの専門家と科学者によって認められている。
シャブナム)米国で日本との行き来を中止させるような運動が起きかねない。それによって日本経済が破壊されるのは目に見えている。そうなれば、日本がグローバル経済に依存せざるを得ない状況になることを意味する。
村上)私が恐れているのは、レプリコン型ワクチンがその一つの理由として利用されること。
シャブナム)世界中の政府は、自分たちで政策を決めているのではなく、上からの指示を実行しているだけ。われわれが本来の主権を取り戻さなければならない。
テス)本来は草の根に主権が戻らなければならないが、複雑な問題が絡んでいる。どのように皆に伝えるかだが、パンを焼くのに例えると、普通はオーブンに入れて1分で取り出さない。普通なら1つのワクチン群ができるのに10年開発にかかるのに、1年もかからないこと自体がおかしい。
国際法違反の緊急事態宣言、デジタル監視にも注意
シャブナム)この文書は非常に重要で、緊急事態を宣言するのに国際法で一定の基準を満たさなければならないことが明記されている。4つの基準を満たす必要がある。これを分かりやすい言葉で説明し、人々に配ることが重要。国連レベルで緊急事態をつくっていく動きがあるから。
「公衆衛生上の緊急事態」が乱用されることを防ぐため、緊急事態の宣言が許される国際法上の条件を明記した冊子。国際弁護士のシャブナムさんが監修した。
村上)ひとたび緊急事態になると、ワクチンを含む医薬品の承認のハードルが下がる。それが非常に問題。
駒野)さらに地域が世界的な中央政府の指示に従わなければいけなくなる。その意味でもWHOに依存しないもいう1つのベターウェイ(良い方法)が必要だということがよく分かる。
テス)WCHとWCHジャパンとがパートナーシップを結べ、非常に光栄だ。全く同じ必要はないが、連帯と団結が必要。今起きてる問題は、健康分野とデジタル技術による監視がセットになっている。
全ての人々のデータを吸い上げて管理支配しようとしているので、このことにも意識を喚起する必要がある。
ベターウェイ憲章における7番目の原則に、科学技術を見極めて使用するというものだが、これに関連する。
日本は電磁波の規制値が600μW(マイクロワット)と、世界で最も高い(電磁波測定器の電源を入れたら鳴り響いた)。都会以外でも、至る所で強化されている。
人によって受ける影響は違う。都会では、過敏で病気になる人もいる。9月の終わりのデモの際、食の問題とともにこうした問題も提言したい。
村上)議論を続けることが重要。
テス/シャブナム)ありがとう。
テス・ローリー氏(右)
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
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反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/