【高橋清隆の文書館】2024年07月07日 「テドロスに国民売り飛ばした岸田・武見・河野を許さないぞ!」、炎天下の大阪デモに400人
社会・経済強制措置が盛り込まれる恐れがあるWHO(世界保健機関)「パンデミック条約」などに反対するデモ行進が6日、大阪市内であり、市民約400人が炎天下、「テドロスに国民を売り飛ばした売国政府・岸田・武見・河野太郎を許さないぞ!」などと御堂筋を練り歩いた。
中之島公園を出発するデモ隊(2024.7.6筆者撮影)
主催したのは「岸田内閣とWHOからいのちを守る大阪人連合」(田中陽子代表)で、一般社団法人ワールドカウンシルフォーヘルスジャパン(WCHJ)が後援。「パンデミック条約反対デモ行進 大坂夏の陣 一万人狼煙上げ!」と銘打った。
主張の内容は、1年交渉が延長された「パンデミック条約」反対のほか、言論統制が含まれる「インフルエンザ等対策政府行動計画」改正の撤回や地方自治法改正の撤回、新型コロナワクチン被害の認定と救済、マスコミの超過死亡隠しに及ぶ。
午後1時半、集合場所の中之島公園の気温は34度を超えていた。帽子にTシャツ姿の市民が、自作のメッセージボードやうちわ、のぼり、日章旗などを手にひしめく。
「言論統制 ワクチン被害 気づいて、日本人」
「マスク ワクチン 不要」
「知ってください!! 悪法が次々と成立し、当たり前の人権がなくなろうとしている」
元国会議員秘書ユーチューバーの藤江成光(まさみつ)氏が超過死亡を年次にグラフ化した「藤江グラフ」を貼り、「皆さん、知っていますか? 日本人がたくさん亡くなっています」と題したボードや、「WHOあかん!」と書いたうちわを手にする人も。
コスプレでは、特大注射器を抱える悪魔看護師のコスプレをした2人の女性や、恐竜のティラノサウルスの着ぐるみを被った人などがいた。
田中氏の掛け声で10本のシュプレヒコールを練習した後、東京から駆け付けた藤江氏が近況を報告した。6月28日の記者会見で武見敬三厚労相が「将来、より危険な感染症が発生する確率が極めて高(たこ)うございます」「必要な強制措置があっても決しておかしくない」と発言したことを紹介。「次の会見で強制措置の例を聞いても答えない。おかしくありませんか」と問い掛けると、「おかしい」との声が返った。
近況を報告する藤江氏(2024.7.6筆者撮影)
藤江氏の話を聞く参加者(2024.7.6筆者撮影)
藤江氏は自身の活動としてワクチン健康被害を伝えているとして、「これから私たちの命や人権が脅かされることがあってはならないので、引き続き発信していきたい。心を1つにしましょう」と訴えると、大きな拍手を浴びた。
6人ほどの列になり、「政府は人類史上最大!のワクチン薬害を認めよ!」の横断幕を先頭に掲げる。警察の誘導で御堂筋に出る。田中氏が「X」のフォロワーから送られた「岸田内閣とWHOからいのちを守る国民運動大阪人連合」のピンクののぼりも帯同。
「感染症を口実に人権を奪う政府行動計画を撤回せよ!」
「政府はパンデミック条約とIHR(国際保健規則)の情報を国民に開示せよ!」
「政府は日本人をモルモットにするWHOを脱退せよ!」
「テドロスに国民を売り飛ばした売国政府・岸田・武見・河野太郎を許さないぞ!」
シュプレヒコールを上げながら通りを進むデモ隊
シュプレヒコールの音頭を取る田中氏(2024.7.6筆者撮影)
シュプレヒコールを上げながら、御堂筋を北上。真上から降り注ぐ太陽光線を浴び、タオルなどで汗を拭いながら進む。梅田方面へ折れ、西梅田公園まで約1.5キロをデモ行進した。沿道を行き来したり信号を待つ歩行者は、何事かと振り向き、隊列の叫びに耳を傾けていた。
交通管理の事情から数梯団(ていだん)に分かれる。約1時間後、最後の梯団が目的地の公園に着くと拍手が湧き、「お疲れさまでした」「ありがとうございます」と言葉を掛け合った。
終点の西梅田公園で参加者をたたえる田中氏(2024.7.6筆者撮影)
閉会のあいさつで田中氏は、同時刻に国会前で「令和の一向一揆」集会、広島で「落選! 岸田現役総理」集会が開かれていることを告げ、連帯を呼び掛けた。7月21日に「日本列島100万人プロジェクト大阪」主催のレプリコンワクチン反対デモ、8月31日に広島で決起集会・デモが予定されていることを告知。全員で「エイ、エイ、オー」と唱和し、気勢を上げた。
炎天下の敢行の無事を喜ぶ参加者(2024.7.6筆者撮影)
マスコミは1社も取材に来なかった。田中氏が中継を予定していた「X」ライブは開始する度に通信が止まり、配信できなかった。
大阪市内に住む50代の女性は、「初めて参加した。ワクチンのことをみんなに言っても無関心で、話の合う人が周りにいない。同僚は職域接種でみんな打っている。私だけ打たないから、馬鹿にされ、変人扱い。強制されたら退職するつもり。今日は同じ意見の人たちと一緒に入れたから気分すっきり。これで、半年はいける」とうれしそうだった。
堺市内から来た82歳の男性は、「新型コロナワクチンの副反応被害を政府は正確に公表しておらず、マスコミは報道しない。マスコミが一番問題で、今日のデモも報道しないのだろう。だから、コロナワクチンの真実を、われわれがもっと広めなければならない」と話していた。
※なお、この記事は「高橋清隆の文書館」2024年7月7日のブログ記事がらの転載であることをお断りします。
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反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。元ローカル新聞記者。著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)、『亀井静香が吠える』(K&K プレス)、『山本太郎がほえる~野良犬の闘いが始まった』(Amazon O.D.)など。翻訳にデーヴィッド・アイク『答え』第1巻[コロナ詐欺編](ヒカルランド)。2022年3月、メディア廃棄運動を開始。 ブログ『高橋清隆の文書館』http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/