【連載】安斎育郎のウクライナ情報

8月16日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日も、ひたすら原稿書きに専念しましたが、いま執筆している広島・長崎本は、小中高校生向けの上下2巻各64頁建てのフルカラー、図版・写真満載の分かりやすい核問題解説本です。テーマをそれぞれ25本ぐらいに小分けし、各テーマに2頁ずつを割り振って解説します。昨日は核兵器禁止条約になぜ核保有国やその同盟国は加わらないか(加われないか)に関わる3テーマほどを書き上げました。第1巻65%ぐらい、第2巻が40%近く執筆し終えましたが、今日も頑張ります。

さて、今日のウクライナ情報ですが、クルスク攻撃は無能な計画(2024年8月13日)、❷ゼレンスキーは《最悪の選択》をした」━ロシア越境攻撃を仕掛けたウクライナが、「アメリカ・フランスに見放される」運命にある理由(2024年8月14日)、❸ウクライナ東部を破壊しているのはウクライナ軍(2023年8月)、❹米国はゼレンスキーの代わりを探している=対外情報庁(2024年8月13日)、❺クルスク州に侵入したウクライナ軍の掃討作戦・続編(2024年8月13日)、❻ ウクライナのクルスク侵攻に関する記事を翻訳しました(2024年8月14日)、❼ウクライナ、クルスク州で化学兵器を使用(2024年8月14日)、❽ブチャの真実についての証言(2024年8月14日)、❾クルスクでのウクライナ軍捕虜(2024年8月14日)、❿IAEAの報告書でゼレンスキー体制による原発火災原因のデマが明らかに(2024年8月13日)、⓫【Russia News】8/14 時事ネタ水曜版です🫡‼️(ニキータ、2024年8月14日) ※安斎注:クルスク問題についての必見映像です、です。今日はクルスク問題特集に近いですが、⓫のロシア在住の日本人ニキータさんの解説が秀逸でしょう。17分ちょっとの映像です。ゼレンスキーは今回の侵略でロシアの領土を占領し、「返して欲しければドンバスを返せ」みたいな交渉材料にするつもりだったのでしょうが、それは無理に決まってます。打つ手がなくなって自暴自棄、無謀な侵略に手を染めた悪あがきですが、もう数日事態をフォローしましょうか。❽は今更ながらですが大事な証言です。『ウクライナ戦争論』の次の改訂の時には紹介しましょうかね。

さあ、今日も一生懸命頑張るぞ~~~‼‼‼みなさんもお元気でどうぞ!

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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