【連載】安斎育郎のウクライナ情報

8月21日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は嵐山の「花のいえ」で予定通り種の会第74回例会を行ないまして,だるまさん、携帯電話の歴史、介護の未来、ユダヤ人を論じまして、美味しい料理を頂いてきました。出席者からは野菜やお菓子を頂き、花のいえからは温泉タオルを頂きました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶パニック!! NATOとウクライナ軍はロシアの銃撃に迎えられた(2024年8月17日)❷障がいのあるウクライナ兵の話(2024年9月19日)、❸ウクライナは冬に必要なエネルギー容量の半分、約9GWの発電能力を失った(2024年8月19日)、❹ロシア、クルスクでウクライナ軍兵士3,400人以上を「全滅」、ゼレンスキー大統領が最終目標を発表 (2024年8月19日)、❺フランス:生放送中にウクライナ兵のヘルメットにSS(ナチス親衛隊)のマークがあることに気付いてしまう放送事故(2024年8月18日)、❻ゼレンスキーの代わり(2024年8月19日)、❼キエフ軍はクルスク地域への攻撃後、ロシアからの撤退を余儀なくされる:米専門家(2024年8月16日)、❽米国は元ウクライナ内務大臣をゼレンスキーの後任と見ている – ロシアの諜報機関(2024年8月13日)、❾ドイツノジャーナリストの正直(2024年2月27日)、❿ウクライナ軍曹は、クルスク侵攻計画策定における主な役割は西側の教官に割り当てられたと語った(2024年8月16日)、です。クルスクの戦いは明らかに西側の侵略戦争ですが、NHKなどは及び腰で『ウクライナの越境攻撃」という放送用語を用いて相変わらず「反ロシア、親ウクライナ」姿勢を保とうとしています。戦闘の結末は遅からず分かるでしょう、

さあ、今日は水曜日、ラジオ体操とフォークダンスを楽しんだら、いいペースで来ている新日本の執筆を進めましょう。昨日は『ウクライナ戦争論』増補改訂第11版10冊の注文がありました。お中元に梨を頂いた元ゼミ生にもウクライナ戦争論最新版を送りました。しぶとく普及するのだ!皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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