【連載】知られざる真実/2024年8月17日 (金)9/4PM3ガーベラの風国会イベント
政治自民党は党首を交代させて新しい内閣を発足させる。
新内閣が発足するとご祝儀で支持率が上昇する。
このタイミングで衆議院を解散し、総選挙を挙行するだろう。
米国大統領選は11月5日に投票日を迎える。
衆院総選挙は11月10日に投票日が設定される可能性もある。
岸田内閣支持率は2022年秋に3割を割り込んだ。
政権危機ラインである。
2024年には内閣支持率が多くの調査で2割を割り込んだ。
政権交代を求める声も高まっている。
だが、この状況下で岸田内閣は約2年も延命した。
延命した最大の要因は野党不人気である。
2009年に政権交代が実現した。
2008年に発足した麻生太郎内閣は支持率低迷にあえいだ。
他方、民主党は2006年4月に小沢一郎氏が代表に就任してから、怒涛の大躍進を遂げた。
衆議院任期満了で総選挙が行われることになる2009年、政権交代を阻止しようとする勢力が卑劣な行動に突き進んだ。
小沢一郎代表に対する冤罪を仕掛けた。
政権交代を阻止しようとする既得権勢力は民主党の小沢-鳩山ラインを排除しようとした。
しかし、冤罪事案を仕掛けられた小沢一郎氏が引責辞任ではなく、総選挙への悪影響を回避するために筋を曲げて辞任するとしたことから、幹事長であった鳩山由紀夫氏が後継代表に就任することができた。
この鳩山民主党が政権交代を担う主役として主権者から待望された。
麻生内閣支持率が10%を割り込むなかで鳩山民主党支持率は4割水準にまで跳ね上がった。
政権与党に対する主権者の厳しい視線は2009年と2024年で共通しているが、野党に対する主権者の期待がまったく異なる。
現在の立憲民主党は凋落する自民党以上に人気がない。
この立憲民主党も9月に代表選を実施する。
立憲民主党に対するイメージを刷新する魅惑的な代表選を挙行する必要がある。
しかしながら、現時点でその可能性はゼロに近い状況だ。
これでは、9月を通じてお祭り騒ぎを演じる自民党の思惑通りの衆院総選挙になってしまう。
「ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)」はこの状況を踏まえて9月4日(水)に国会イベントを開催することを決めた。
概要は以下の通り。
「災害・食料・消費税
総選挙で日本をアップデート
〝ガーベラの風″国会イベント」
日 時:2024年9月4日(水)午後3時~6時
会 場:衆議院第二議員会館多目的会議室
主 催:ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)
未確定だが、以下のプログラムを予定している(敬称略)。
1.日本政治の根本問題 元内閣総理大臣 鳩山友紀夫
2.原発・温暖化問題の真相 田中 一郎
3.食料自給と食の安全 安田 節子
4.独立・命・成長 衆議院議員 原口 一博
5.消費税減税・廃止 衆議院議員 川内 博史
6.消費税問題 衆議院議員 たがや 亮
7.消費税減税・廃止 植草 一秀
8.日航123便墜落の真相解明 吉備 素子
9.総選挙に向けての連帯 野党国会議員
10.総選挙に向けての連帯 野党国会議員
11.総選挙に向けての連帯 野党国会議員
12.総選挙に向けての連帯 野党国会議員
13.主権者国民による主体的行動と独立宣言 真田 信秋
14.種子法廃止違憲訴訟他 元農林水産大臣 山田 正彦
15.総選挙に向けての〝ガーベラの風″イニシアティブ採択
参加費は無料
事前申込制で定員に達し次第、受け付けを終了する予定。
参加希望者は
info@alljapan25.com
まで、お名前、よみがな、電話番号を明記の上、9月4日イベント参加希望と明記の上、メールをお送り賜りたい。
開会は午後3時、受付開始は午後2時半。
主権者にとって重要な基本政策を明らかにし、この政策を軸に主権者と政治勢力の連帯を呼び掛ける。
政策を基軸に、基本政策を共有する国会議員が衆院過半数を制することを目指す。
多くの市民の参加を呼び掛けたい。
なお、イベントを収録した動画を後日公開する。
イベントに参加できない主権者は公開動画を視聴賜りたい。
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スリーネーションズリサーチ株式会社
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植草一秀(うえくさ かずひで) 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続。 経済金融情勢分析情報誌刊行業務の傍ら「誰もが笑顔で生きてゆける社会」を実現する『ガーベラ革命』を提唱。人気政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」を発行。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『日本の独立』(飛鳥新社)、『アベノリスク』(講談社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社新書)、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)、『低金利時代、低迷経済を打破する最強資金運用術』(コスミック出版)、『出る杭の世直し白書』(共著、ビジネス社)、『日本経済の黒い霧』(ビジネス社)、『千載一遇の金融大波乱』(ビジネス社、2023年1月刊)など著書多数。 スリーネーションズリサーチ株式会社 http://www.uekusa-tri.co.jp/index.html メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」 http://foomii.com/00050