【連載】安斎育郎のウクライナ情報

9月17日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は予定通り「平和のための博物館市民ネットワーク」のニューズレター「ミューズ」9月号の原稿を書いて投稿しました。伝言館の今年の6回の特別展について写真付きで紹介し、なぜ山寺の小さな平和博物館がこんなに頻繁に特別展が出来るのかについて思うところを書きました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶ 【9/15 ロシア・ウクライナ紛争】長距離ミサイルの許可は、NATO参戦!(2024年9月15日)、❷ コールダー・ウォー(2024年9月15日)、❸権威主義の独裁者? とんでもない(2024年9月15日)、❹英米会談(2024年9月14日)、❺宇宙空間で起きていること(2024年9月14日)、❻米、ロシア政府系メディア「RT」に制裁 「諜報機関のように機能」(By Simon Lewis、2024年9月14日)、❼ロシアから資金提供を受けた「右派系YouTubeチャンネル」が配信停止に(2024年9月9日)、❽ グルジアでカラー革命を推進する米国-EU資産(キット・クラレンベルク、2024年5月26日)、❾ 【ロシア・ウクライナ紛争】ウクライナ軍クルスクで後退、東部で包囲される(2024年9月12日)、❿特別軍事作戦 9月7日~13日の概要 露国防省(2024年9月13日)。⓫ロシア外務省高官が日本側の要請で欧州局長と会談、岸田政権の敵対政策を指摘(2024年9月14日)、です。

毎日チェックしているウクライナ情報の中には、ここに紹介している情報以外にも結構重要な、あるいは面白い情報があるのですが、あまりに字幕翻訳や自動翻訳がひどいものは紹介していません。しかし、お送りしている情報を概観すれば、いまウクライナ演奏がどいう言う状況にあるか、日本のメディアだけでは見えいない部分も含めて大体のところは分かるだろうと思います。どこの村でロシア軍が何百メートル前進したといった詳細な戦況情報もあるのですが、ダグラス・マクレガーやスコット・リッターやラリー・ジョンソンやロシア国防省の総括的情報で足りていると思われる場合は、それ以上の細かい戦況には深入りしていません。

さて今日は9月30日の独立言論フォーラムのシンポジウム向けの報告資料を作りましょう。皆さんもお元気で‼

あんざい

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※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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