【連載】安斎育郎のウクライナ情報

9月26日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨夜福島から帰りました。予定した仕事(特別展「阻止して良かった!珠洲原発」の開催、9月30日に立命館大学国際平和ミュージアムで始まるギャラリー展示『非戦の人ジャネット・ランキン』(主催:伝言館)の準備、能登大地震・豪雨災害支援カンパ箱の設置、安斎科学・平和事務所への財政支援のための手紙の準備などです。12月14日に開催する「宝鏡寺第30世早川篤雄住職追悼会』の準備も一部始めました。実りの多い福島行きでした。帰って来てから、「平和のための博物館市民ネットワーク」のニューズレターの編集も済ませました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、 ❶ウクライナ軍が中世の拷問器具を使用(2024年9月21日)、❷ラブロフ外相の特別軍事作戦観(2024年9月21日)、❸ダグラス・マクレガー:プーチンの残忍な反撃によりクルスクはウクライナの墓場と化す!(2024年9月21日)、❹60万人以上のウクライナ人を殺した握手(2024年9月21日)、❺ウクライナ軍アイダール大隊「マリウポリの生物学研究所を再建すべき」(2024年9月21日)、❻ロシアに勝てると考えている人々は歴史を思い出すべき=ドイツ元首相(2024年9月22日)、❼セルビア映画界の巨匠がゼレンスキー氏の宗教弾圧を批判、「神を一時的に遠ざけた」(2024年9月21日)、❽天使の並木道 ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022 単行本(ソフトカバー)─2024/10/10(田中健之著、アジア新聞社ほか)❾大規模なエスカレーション!ロシアがウクライナ向けの弾道ミサイルと巡航ミサイルを満載したNATO船を沈没!(2024年9月22日)、❿【捕虜になったウク兵の話】(2024年9月22日)、です。❹は本当にひどいウクライナ戦争の転換点でした。

今日は留守中にあった『ウクライナ戦争論』の注文3冊+7冊をお送りしましょう。その後ウクライナ情報を整理して、頼まれている『折々の会』のカンパ箱を制作します。そして10月2日の立命館大学国際平和ミュージアムでのギャラリー展示関連の講話「なぜ、いま、ランキンか?」の準備に取り掛かります。そういえば、市民ネットワークのニューズレター9月号に投稿したエッセイの英語訳も頼まれていたな。ボヤボヤしてらんないなあ。ガンバロ。皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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