【連載】安斎育郎のウクライナ情報

9月27日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は福島行きで欠席していたラジオ体操で久しぶりに仲間と会い、行く前に提案していった『折々ポケット』と名づけた「カンパ箱」の製作を託されました。

さて、今日のウクライナ情報ですが、❶【独自】原口一博議員、ウクライナ問題をめぐる岸田外交を「反日本的と言わざるを得ない」と総括(2024年9月24日)、❷戦争下のウクライナ経済(2024年) – 防衛生産-エネルギー – 耐久力 (2024年9月23日) ❸9月22日(日)ライブ告知 ウクラインスクをロシア軍が占領 支配的高所を獲得 ゼレンスキー「勝利計画」風前の灯火)2024年9月22日)、 ❹支持率は驚異の8割超!?ロシア国民からプーチン大統領がここまで愛される理由【日本人が知らないロシアのリアルVol.4】≪Truth Z(トゥルースゼット、2024年9月25日))、❺議会は、要員が深刻に不足しているにもかかわらず、ゼレンスキー氏に軍の護衛と米国シークレットサービスの保護が提供された理由について調査を開始しました(ポリティコ、2024年9月26日)、❻ニューヨークのスピーチで「ようこそワシントンへ」(2024年9月26日)、❼【ドイツには言論の自由がある✨】(2024年9月26日)、❾ゼレンスキーとトランプの息子(2024年9月26日)、 ❿早く和平交渉した方がいい(2024年9月26日)、です。

ウクライナ戦争で犠牲にされているウクライナ人は悲惨です。早く戦争をやめた方がいいですが、それには、なぜこの戦争が起きたのかについての理解が大事です。なぜロシアが「特別軍事作戦:に乗り出したのか、アメリカとウクライナ自身の責任を問わねばなりません。ウクライナのNATO加盟を勧めたアメリカ、極右民族主義者(ネオナチ)を正規軍に編入してドンバスのロシア語話者に民族浄化的軍事弾圧を加えたウクライナ政府━この認識が出発点です。したがって、ウクライナの中立化と非ナチ化こそが鍵です。それには米英を含むNATO諸国がウクライナのNATO加盟を断念し、ウクライナが非ナチ化政策を明らかにし、ドンバスの人々の安全な生存権を認めなければならないでしょう。前者はNATOの問題、後者はウクライナ自身の問題です。

さ、今日は、10月2日のジャネット・ランキン展の講話のためのパワポを作りましょう。それに『折々ポケット』の製作も進めましょう。皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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