【連載】安斎育郎のウクライナ情報

10月9日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は予定通り午前中はウクライナ情報の整理をして、午後は『ウクライナ戦争論」改訂第12版づくりに専念、秘書の片山さんに印刷屋への注文を託しました。500部にしました。1週間程度で出来上がるでしょう。近々ロシアのカザンでのBRICSの会議もあり、アメリカ大統領選挙も終わるので、どうせもう一回改訂が必要になるでしょう。すでに40冊の注文が入っています。結局7月31日付で出した改訂11版は月に200冊の割合で普及されましたが、凄いですね。12版にはブチャの虐殺事件に関するフランス人ジャーナリストの目撃証言、ドミトリー・クレバ元外相のゼレンスキー内閣の腐敗と総麻薬汚染についての証言、ウクライナ軍のクレスク侵略とロシア軍による「難攻不落の要塞」ウレグダール解放のこと、ゼレンスキーが渇望する欧米兵器でのロシア奥深くへの攻撃が許されていない話など、いくつかつけ加えました。

さて、今日のウクライナ情報は ❶ロシア大丈夫そ? モスクワから緊急配信2023年6月24日の街の様子(2024年6月25日)、❷オーストラリアの伝説的ジャーナリストでありドキュメンタリー映画監督でもあるジョン・ピルガーは🐻ウラジーミル・プーチンには人気があると評する(2024年10月6日)、 ❸最高位勲章を授けられ得意顔の岸田文雄(2024年10月6日)、❹『コールダー・ウォー: ドル覇権を崩壊させるプーチンの資源戦争』(2024年9月3日)、❺我々は殺人者たちを支援してきた(スコット・リッター、2024年10月5日)、❻ルカシェンコ🇧🇾大統領の言葉(2024年10月6日)、❼ウクライナのパルチザン(2024男10月7日)、❽オランダ、F16戦闘機の第一陣をウクライナに供与(2024年10月7日)、❾10月6日の戦線の状況(2024年19月6日)、❿ロシア文学は町の歴史……ウクライナ市民らがプーシキン像の撤去に反対(2024年10月6日)、です。

さあ、今日は水曜日だから、ラジオ体操とフォークダンスの日です。今日の午後は伝言館のグッズ製作をやろうかな。少し文字書き以外のことでリラックスタイムを過ごしましょう。皆さんも元気でね‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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