【連載】安斎育郎のウクライナ情報

10月19日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はご近所衆の「折々の会」のラジオ体操の後、ウクライナ情報の整理、10月21日~23日の福島行きの準備、来年の干支(巳年)に見合ったわが家の塀の絵のデザインを考えました。展開中の寄付のお願いに応えて頂いた方々にはゃがてお礼状を出す準備もしています。

さて、10月18日のウクライナ情報ですが、❶【Russia News】10/16 時事ネタ水曜版です🫡‼️(ニキータ伝〜ロシアの手ほどき、2024年10月16日)、❷北朝鮮の戦闘員がロシアと共にウクライナで戦う?!(ロシア・ニュース、2024年10月16日)、❸北朝鮮がウクライナ紛争に参戦する‼️というウワサを検証しました‼️(2024年10月16日)、❹ウクライナに大打撃:ゼレンスキーの特殊部隊がクルスクで「降伏」 | 「これ以上の戦闘は望んでいない…」(2024年10月16日)、❺ゼレンスキー氏の「勝利計画」:誰を説得しているのか?誰をだましているのか?(2024年10月16日)、❻元大統領と元副大統領(2024年10月17日)、❼劇的に、ゼレンスキーはイランと北朝鮮に宣戦布告した(2024年10月17日)、❽ザカルパティアの女性たちがTCC(ウクライナ徴兵庁)のバスをひっくり返し、石を投げつけようとした(2024年10月17日)、❾ゼレンスキー「勝利計画」発表 それに対する米英の「プランB」(Hara blog=フォークシンガー原伸一さんのブログ、2024年10月17日)、❿ハリコフのオバサンズが、集合住宅に残る唯一の男性の強制徴兵を阻止(2024年10月16日)、です。❽や❿はこのところの特徴ですね。こんなに戦場に赴くのを嫌がっている国民をそれこそ「大砲のエサ」にし続けるゼレンスキーの「勝利計画」は、「勝利の願望」でしかなく、NATO加盟なんて言っている点で戦争の性格を一から理解していない証拠ですね。ロシアはウクライナがNATO加盟を断念するまで特別軍事作戦を続けるでしょう。

さあ、今日は12月に取り組む早川篤雄・伝言館創設者についての展示パネルを作りましょう。11月30日・12月1日の「平和のための博物館市民ネットワーク」の開催要項が最終的に決まったので、伝言館と尹東柱についての報告内容を具体化する仕事も始めましょう。毎日何だかんだ忙しいですね。皆さまもお元気で。

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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