【連載】安斎育郎のウクライナ情報

10月20日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はほぼ予定通り、ウクライナ情報の整理、明日からの福島行きの準備、来年の干支(巳年)に見合ったわが家の塀の絵のデザインを考えました。ヤマタノオロチ、ウサギとカエルの鳥獣戯画的蛇使い、ハブとマングース、安珍・清姫の娘道成寺、蛇をあしらった風神・雷神の図などを下書きしました。ただいま展開中の安斎科学・平和事務所に対するご寄付にご協力頂いた方々には、ウクライナ戦争論改訂第12版とともに、福島から帰宅後にお礼状を出す準備もしています。10月26日に地元宇治で詩人尹東柱記念碑建立委員会主催の詩碑建立7周年のイベントを宇治川畔の碑前で開きます。大韓民国領事館からも出席がある大事な集会です。昨日は詩碑建立委員会代表としての挨拶の原稿も書きました。

さて、10月20日のウクライナ情報ですが、❶スコット・リッター:ウクライナのNATOのF-16 – ロシアの覇権に立ち向かう恥ずかしい失敗!(2024年10月14日)、❷ゼレンスキー大統領が最高議会での勝利を語る一方、行方不明の軍将校の家族数百人がマイダンにやって来た(2024年10月17日)、❸ドイツにはまだこういう首相候補も(2024年10月17日)、❹ウクライナ捕虜の証言(2024年10月15日)、❺米国がラムシュタインを中止、ゼレンスキー危機!(2024年10月17日)、❻キエフ市民より、世界各国政府へのお願い(2024年10月15日)、❼ゼレンスキーの勝利計画?(2024年10月18日)、❽鵜呑みに出来ないウクライナ情報(2024年10月18日)、❾ルベン・ヒスベルト氏(エストニア):ロシア軍がマリウポリに入ったときに発見したもの(2024年10月18日)、❿独占インタビューで大失態, カマラ・ハリス終了です【及川幸久、2024年10月17日】、です。❾はちょっと残酷映像ですが、ウクライナの極右民族主義者の一面を表すために、あえて挙げました。❷❺❼は一連のものですが、ゼレンスキー落胆物語です。❿は余りのトンチンカンに驚きます。

さて、今日は「平和のための博物館市民ネットワーク」のニューズレター”Muse”英語版の編集をまずやって、それから明日の福島行きの準備の続きをやります。皆さんも風邪をひかないよう、お気を付け下さい‼

あんざい

10月20日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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