【連載】安斎育郎のウクライナ情報

10月25日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はウクライナ情報の整理に加えて、10月27日に依頼のあるAALAでのウクライナ問題の講演用パワポを整えました。参加者全員に『ウクライナ戦争論』改訂第12版を配布してくれるということで、頑張ります。

さて、10月25日のウクライナ情報ですが、❶【10/24 ロシア・ウクライナ紛争】戦況、国連事務総長の訪露そしてエマニュエル・ドット(2024年10月25日)、❷米国はパニックに陥っている:ロシアが日本を追い越し、世界第4位の経済大国になった(2024年10月24日)、❸スコット・リッター、ロシアのプーチン政権を論ず(2024年10月22日)、❹バスに乗った少年少女たちがビデオに映っている(2024年10月23日)、❺【図説:BRICS、世界の金準備高の2割を保有 露中が主導】、❺【図説:BRICS、世界の金準備高の2割を保有 露中が主導】、❼オルバンが欧州の嘘を暴露(202年10月22日)、❽米国防長官「ウクライナ紛争は交渉で終わる」と発言(2024年10月24日)、❾NYT、BRICSサミット参加者のうち「他とは異なる」首脳を挙げる(2024年10月24日)、❿IMF、世界経済におけるパワーバランスがG7からBRICSへ移行すると予測(2024年10月24日)、です。

ウクライナの戦線情報は詳細な状況分析のデータがあるのですが、ウクライナ益々窮地の状況に変わりはなく、余りに細かい戦線分析は載せていません。それよりも今は、カザンで開かれているBRICS首脳会議の方が世界の注目を集めているでしょう。❿にあるように、IMFもパワーバランスがG7体制からBRICS体制に移行すると予測するほどに、現実的な影響力が成長しつつあります。さらに見守りましょう。

そろそろ側矢の塀に来年の干支の「へび」の絵を描く準備を始めています。ヤマタノオロチ、安珍・清姫の娘道成寺の物語、蛇使い、ハブとマングースの闘い、(たなびく布を蛇に見立てた)風神・雷神、ヘビに睨まれたカエルならぬ「カエルに睨まれたヘビ」など、新聞紙に下絵を描き始めています。ラジオ体操仲間のご近所のご婦人が私と同じ1940年生まれで、塀の塗り替えを手伝いたいと言ってくれていますので、もう半月もしたら下地を塗るところからお手伝いいただきましょう。楽しみです。皆さんもお元気で。

あんざい

10月25日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

★ISF(独立言論フォーラム)「市民記者」募集のお知らせ:来たれ!真実探究&戦争廃絶の志のある仲間たち

 

※ISF会員登録およびご支援のお願いのチラシ作成しました。ダウンロードはこちらまで。
ISF会員登録のご案内

「独立言論フォーラム(ISF)ご支援のお願い」

安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

ご支援ください。

ISFは市民による独立メディアです。広告に頼らずにすべて市民からの寄付金によって運営されています。皆さまからのご支援をよろしくお願いします!

Most Popular

Recommend

Recommend Movie

columnist

執筆者

一覧へ