【連載】安斎育郎のウクライナ情報

10月29日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はウクライナ情報の整理に加えて、来年の干支に合わせたわが家の塀の「壁画」の下絵の完成度をさらに高める努力を致しましたが、とにかく「巳年」ですから子どもたちを含むご近所衆が怖がったり、不快感をもったりしない絵柄を12~13点、描かねばなりません。塀のペンキ塗りを手伝ってくれるという同じ84歳のラジオ体操仲間のご婦人とも相談して、11月半ばから取り掛かりましょう。新日本出版社から『語りつごうヒロシマナガサキ』2巻『キノコ雲の下で起きたこと』の3刷700部の増刷が決まったとの連絡があり、かもがわ出版の三井隆典さんからは、戦没画学生慰霊美術館「無言館」館長の窪島誠一郎さんらとの共著『戦争と美術』の原稿(25,000字)をそろそろ書いてほしいとの要請がありました。『ウクライナ戦争論』の注文が15冊ありました。

さて、10月29日のウクライナ情報ですが、❶【戦況です】10/27日曜版は…🫡‼️(ニキータ伝〜ロシアの手ほドキ、2024年10月27日)、❷ロシア西部でウクライナ兵2000人を包囲、投降せよ=プーチン大統領(2024年10月26日)、❸インドネシア、BRICS加盟目指すと外相(2024年10月25日)、❹プーチン氏「西側を褒めたい」北朝鮮との協力は「我々の話」(2024年10月25日)、❺BRICSサミットのハイライト(2024年10月25日)、❻ゼレンスキー氏、核兵器で西側を脅す=露政府高官(2024年10月25日)、❼ウクライナ危機で欧州の生産能力はさらに低下……IMFが悲惨な見通し(2024年10月25日)、❽ ゼレンスキー「国連事務総長のウクライナ訪問拒否、ロシアでのBRICS会議出席に反発」(2024年10月26日)、❾現在、クルスク地域では2,000人の敵戦闘員を阻止しました!プーチン(2024年10月27日)、❿【ロシア・ウクライナ紛争】戦況とザハロワ外務省報道官の「大馬鹿野郎」発言 (2024年10月27日)、です。❽は、スイスの平和会議に出席しなかったグテーレス国連事務総長が、ロシアのカザンで開かれたBRICS首脳会議には出席したことがゼレンスキーには余程悔しかったようですが、事務巣長は前者には「特殊性」を、後者には「普遍性」を見たのでしょう。

さあ、今日もラジオ体操から始めて、一日元気に過ごしましょう。皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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