【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月3日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は「折々の会」のフォークダンス・インストラクターからご夫妻でインターネットラジオに出演した話が伝わってきたので、それを紹介すべく、『折々の会だより』を再編集しました(添付)。ついでに私自身の京都三条ラジオカフェ出演の話も書き加えました。山口の知人から久しぶりにメールが来て、『ウクライナ戦争論』10冊を送って欲しいとのことでした。フォークダンス・インストラクターも『ウクライナ戦争論』改訂第12版を読みたいそうです。午後は、伝言館グッズ(「お守り」50個と「原発悔恨・伝言の碑ミニチュア」10個を商品に仕立て上げましたので、先日作った「早川和尚絶筆記念品」2点とともに本日現地に送ります。「館長手づくり謹製」はそれなりの人気です。

さて、11月3日のウクライナ情報ですが、❶ゼレンスキー、着々とウクライナ支配を失っている…(内容は折々に既報、2024年10月30日)、❷正式に解放され、セリドヴォはロシアになりました!(2024年10月30日)、❸母国語ではない言語で話すことを強制されているのですか?! ウクライナを見てください!(ザハロワ、2024年10月31日)、❹ポーランドのドゥダ大統領:キエフはもはやポーランドを主要なパートナーと考えていない(2024年10月29日)、❺ゼレンスキーは、効果的な防衛産業を創設することに失敗したと認めた(2024年11月1日)、❻プーチン演説(2024年11月1日)、❼米NATOに捨てられパニック状態に陥るゼレンスキー(2024年10月18日)、❽BRICSカザン会議が西洋の覇権を打破!(2024年11月1日)、です。❽だけでも1時間以上ありますから、ここまでにしましょう。「第二のウクライナ化」を心配されるジョージア(グルジア)の緊迫した事態については明日お知らせします。

今日は日曜だから郵便物は中央郵便局通いです。ウクライナ戦争論と伝言館グッズを送りましょう。カレンダーの編集と原稿書きも進めましょう。皆さんもお元気で!

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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