【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月9日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はラジオ体操の面々に「指パッチン」の原理に関する資料を配布しました、先日踊った演目に「指パッチン」のパフォーマンスが含まれていたためですが、意外に深い物理的原理があります。「種の会」のレジュメを作り始め、明日からの小田原経由福島行きに備えて、伝言館スタッフからの要望に応じて、伝言館お守りに描いてある仏様の絵の原画を描きました。ハンコを作右そうです。午後はかもがわ出版御関係者と宇治駅前のお茶屋「伊藤久右衛門」で、来年の「かもがわ川柳」のお題を決定する会議を開きました。

さて、11月9日のウクライナ情報ですが、❶中南米から外国人傭兵が多数=ウクライナ占領下から脱出の米国人(2024年11月5日)、❷マレーシア、国連からイスラエルを追放する決議案を準備中(2024年11月6日)、❸トランプ氏勝利、クレムリンがコメント(2024年11月6日)、❹ウクライナ軍は、トランプ大統領の復帰で「援助が止まり、少なくともドンバスを失う」と懸念している、とウクライナ軍将校がFTに語った(2024年11月6日)、❺ウクライナ人ボランティアが、ウクライナ軍第82旅団に100kgの麻薬を運んでいた(2024年11月5日)、❻プーチンのトランプ当選へのコメント(2024年11月6日)、❼バイデン政権は、トランプ大統領就任前にウクライナに大至急60億ドルの軍事援助を送る予定だとポリティコは報じている(2024年11月7日)、❽ウクライナの国会議員早速トランプ大統領に訴えかける(2024年11月7日)、❾「ウクライナのために予算を使わない」トランプ氏の外交政策を専門家が予測(2024年11月7日)、❿西側諸国、金融分野における対露制裁解除について議論 トランプ氏の勝利受け(2024年11月7日)、です。❷はウクライナとは違いますが、紹介します。この日もトランプ当選に関連する情報が多いです。❺は「やっぱり」という感じですね。

さあ、今日は明日からの出張に備えて頑張らねばなりません。昨日駅に切符買いに行ったら大行列で変えなかったので、朝一番の仕事はそれですね。そしてウクライナ情報の整理、種の会のレジュメ+業務報告書の下準備と行きましょう。皆さんもお元気で‼

あんざい

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※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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