【対談】内海聡(医師)×長井秀和(西東京市議) 日本人と日本社会が罹った薬と政治の「依存症」 構成・文責◉本誌編集部(紙の爆弾2024年12月号掲載)
社会・経済政治#遺伝子製剤 #ワクチン #レプリコン #mRNA #創価学会 #公明党 #池田大作
「新型コロナワクチン」として登場したmRNAワクチンは、死亡を含む健康被害が多数発生、医師らも声を上げているもかかわらず、「次世代型」のレプリコンを含めた5種で、10月から新たな定期接種がスタートした。
特にレプリコンは、日本だけで認可され接種が始まった、まさに人体実験の様相だ。
これはすでに「医療」とはいえない。東京都知事選や10月の総選挙にも出馬し訴えを続ける医師・内海聡氏と、元お笑い芸人で元創価学会員の西東京市議・長井秀和氏が語る。
ワクチン拡散に公明党が果たした役割
――お2人はともに、ワクチン問題に取り組まれています。
長井 国会や厚生労働省に目を向けがちですが、地方議会の議事録を読むと、公明党が「ワクチンによって救われた人がたくさんいらっしゃる」と全国で営業部長の役割を果たしてきたことは見逃せません。
10月からのレプリコンワクチンを含めた定期接種にしても、補正予算の議論では必ず公明党議員が質疑に立ち、その際には「ワクチンによってコロナで亡くなる方がこれだけ救われた」「東京都から助成金が入る」「65歳以上の方はこんなにお安く接種できます」、そして「新しいレプリコンワクチンを打てます」とアピールしてきました。
――「救われた」というのは、どういう状態を指しているのでしょうか。
長井 公明党議員の質疑に基づけば、日本でコロナで亡くなった人は他国と比べると少ない、といった論法です。
一方で明らかになった健康被害については、日本はわざわざ予防接種健康被害救済制度を用意して対応してあげているのだと強調します。
テンプレートが出回っているのではというくらい、各地方議会で異口同音の主張を繰り返しています。
――救済制度があるといいますが、そもそもワクチンを含め流通する医薬品について、薬害を追跡調査する仕組みが日本にないとの指摘があります。
内海 世界でもほぼ行なわれておらず、一度流通すれば野放しです。
そもそも、ある症状が当該医薬品によるものかどうかを証明するのは難しい。
採血で異常値が出ても、それが薬害なのかは、別途証明しなければなりません。
それゆえ私のように、薬害関連の臨床を専門とする医師は、論文や過去の研究に頼りすぎず、素人的な発想で見ることが必要となります。
最もシンプルなのは時系列で、たとえばワクチン接種から3時間後に亡くなれば、まずワクチンを疑うのが当たり前。しかし、厚労省や御用学者には、その当たり前が通用しない。
人間がいつ脳梗塞になるかはわからない。それがたまたま接種後に来ただけ、となります。
そうなれば、司法解剖によって細胞内にワクチンの成分が溜まっていることを示すとか、接種前の検査データをとっておく、といった方法しかありませんが、それでも状況証拠です。
ワクチン接種を止めたい専門家も、この証明に四苦八苦しています。
ただし、それらを証明しなければならないという発想自体が間違っているように思います。
現在も苦しむ被害者がいるだけで、接種すべきではない理由として十分です。医療被害の制度を根本から見直さない限り、薬害をなくすのは難しいでしょう。
長井 そういう中で、ワクチンの接種拡大が政治利用されてきました。
2021年のコロナワクチン接種開始以降、公明党では早々に山口那津男代表(当時)がビル&メリンダ・ゲイツ財団として世界的なワクチン普及を進めるビル・ゲイツと関係を深め、ワクチンの安定供給を創価学会員向けのネット動画で強調。
一方で、厚労省が認めただけで843件の死亡例、全体で約8180件(9月27日現在)の健康被害については一切触れません。
内海 ファイザーと創価学会が親密という噂まで出ているようですが。
長井 それは噂の域を出ませんが、そう思わせるほど、公明党のワクチン営業は異常といえる徹底ぶりです。
mRNA・レプリコンワクチン普及の目的
――レプリコンワクチンについて、わかっていることはあるのでしょうか。
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