【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月14日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日の夜、小田原、福島4日間の旅を終えて帰りました。小田原では原発問題についての講演を100分+質疑応答30分、終わってさらに新幹線・常磐線を乗り継いでいわき泊。11日には朝から伝言館で東京からの来館者対応に加え、イタリアから来られた『ウクライナ情報』の受信者のお一人であるSYさんに、12月14日から始める特別展示「故・早川篤雄和尚の生き越し方」のパネル制作の手伝いをしてもらいました。12日には、12月14日に開催する早川和尚3回忌の集会の段取りや来年度の特別展計画について相談し、12日~13日にかけては12月~1月の特別展「故:早川篤雄和尚の起き越し方」及び現在開催中の特別展「阻止して良かった!珠洲原発」のそれぞれ28頁建ての資料集を作りました。いつもながら忙しい伝言館でした。

さて、11月14日のウクライナ情報ですが、❶【11/11 ロシア・ウクライナ紛争】ウクライナ紛争で必死の独、英、仏政治・経済(2024年11月11日)、❷スコット・リッター:ウクライナの悪夢(日本語字幕付き、2024年11月12日)、❸米国がウクライナ支援を削減すれば英国は派兵する=元首相(2024年11月13日)、 ❹宇大統領選は早ければ2025年5月25日に実施(2024年11月13日)、〈関連情報〉米国、来年のウクライナ大統領選実施を検討か=露対外情報庁(2024年11月11日)、❺特別軍事作戦 11月12日の概要 露国防省(2024年11月13日)、❺特別軍事作戦 11月12日の概要 露国防省(2024年11月13日)、❼国連、露提出の反ナチス決議採択 日独伊、また反対(2024年11月12日)、❽プーチン大統領の発言は前向き=岩屋外相(2024年11月12日)、❾台湾がウクライナ軍事支援を開始か?(2024年11月13日)、です。

さあ、今日はラジオ体操の後、出張中にあった『ウクライナ戦争論』の注文に対応するとともに、明日からの予定の準備が目白押しです。頑張りましょう。皆さんもお元気で❢❢16日からは家の塀のペンキ塗りも始めます。

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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