【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月17日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は『ウクライナ戦争論』10冊の発送、ウクライナ情報の整理、第6回中国問題懇談会への出席と話題提供、それに11月の業務報告書の完成、伝言館の特別展「阻止して良かった!珠洲原発」の資料集の完成をやり遂げました。中国問題研究会では、ウクライナ戦争論から入り、最後は東アジアの平和創造の際に踏まえるべき原則について、独立言論フォーラムが提起しつつある❶対米自立、❷東アジア平和共同体、❸日本国憲法9条にも触れて問題提起しました。夜には、ラジオ体操仲間のために、「折居台地区の海抜地図」をつくり、次号の『折々の会だより』の一部を編集しました。わが家は海抜90mほどの高さにあります。最寄りのJR宇治駅は海抜25mですから、歩くとちょっとした丘登りです。

さて、11月17日のウクライナ情報ですが、❶フランスも脱グローバル(2024年11月2日)、❷ プーチン大統領とトランプ大統領、会談準備(2024年11月11日)、❸【日本のウクライナ支援、トリガー条項発動時の税減収分より大きく】(内容既報、2024年11月8日)、❹カザンで開催されたBRICS首脳会議に参加した国連事務総長がピースキーパーのデータベースに追加された。、❺西側のブロック思考、もう気にしない? | グレン・ディーセン教授、❻NATOは怒りに震えている:ウクライナの将軍たちはロシア側についた┃ロシア軍がクピャンスクに進軍(2024年11月15日)、❼NATO事務総長が血なまぐさい虐殺の継続を要求!(2024年11月15日)、❽【11/14 ロシア・ウクライナ紛争】トランプ大統領就任1日目の命令とウクライナ停戦は1/20か5/25、❾トランプ大統領第二次政権の行方は?新たな政策方針を紐解く!及川幸久【赤坂ニュース193】参政党(2024年11月15日)、❿ロシア、5万人の兵力でクルスクを奪還(2024年11月12日)、です。❹はキエフのいら立ちですね。

今日はウクライナ情報を整理して池坊の華道展に行きます。この情報の読者でもある山根和代さんのお妹君と、東京在住の私の姪がともに池坊の「総家督」で出品しているらしいのです。帰ったら、火曜日の「種の会』第75回例会資料の印刷です。今日も頑張りましょう!

あんざい

11月17日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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