【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月20日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はラジオ体操と、『ウクライナ戦争論』15冊の発送、ウクライナ情報の整理を行ない、夜は嵐山の「花のいえ」での「種の会」(安斎育郎を囲む会)第75回例会で地球温暖化問題と「渋沢栄一の万札は祝儀には不向きか?」について講話をいたしました。後者については確かに渋沢栄一は500もの会社を作って活躍した大経済人だったが、女たらしで妻と妾を同居させ、68歳で子を作った絶倫男で、子だくさんだったということですが、「少子化の折から愛でたい」と見る向きもあるらしい。福沢諭吉だって息子は全員アメリカの大学に留学させておきながら娘は女学校の寮に入ることさえ許さなかったし、名古屋大学名誉教授の安川寿之助さんに「帝国主義者・福沢諭吉」の人物像を完膚なきまで暴かれて、「1万円札から引退」させる運動が起こった人物だし、千円札の野口英世だって結婚詐欺まがいのことをやった上、巨億の借金は踏み倒し、黄熱病ウィルスの発見は嘘だったし、たたけば埃の出る身だった。むしろ「愛することを学べば人生に失敗することはありません」と言った津田梅子の5000円札を活用した方がいいのではないかという都市伝説もあります(笑)。ま、それ以上ではありません。昨日の〈種の会〉でも、『ウクライナ戦争論』改訂第12版を欲しがった人がいました、わが家に取りに来るそうです。

さて、11月20日のウクライナ情報ですが、❶こうなるんかなあ?(2024年11月17日)、❷ゼレンスキー大統領、バイデン大統領がロシア国内へのより深い攻撃に米国供給のミサイルの使用を承認したと発言(2024年11月18日)、❸トランプ効果:EU、ウクライナに対する姿勢を再考 | 最新ニュース(WION、2024年11月18日)、❹スコット・リッター:ウクライナのクルスク大惨事はNATOがロシアのSu-57に太刀打ちできないことを証明した!(2024年11月17日)、❺オデッサ住民、ウクライナの都市に飛来するミサイルに驚愕(2024年11月18日)、 ❻米国、露領奥深くへの長距離ミサイル攻撃を許可=米紙(内容既報、2024年11月18日)、❼同じく長距離ミサイルを保有する英仏独の反応は(2024年11月18日)、❽【視点】日本の外交政策には頭痛の種(2024年11月18日)、❾オデッサにゲラン2が到着し、ウクライナの対空砲がトラブルに巻き込まれる様子をご覧ください(2024年11月17日)、 ❿彼らにとって戦争は人生そのものだ(2024年11月10日)、です。

❷❻❼のマスコミ情報にプーチンがどう反応するか、「反応しないだろう」から「新局面に入る」までまだ見方は安定していません。

さあ、今日はラジオ体操+フォークダンスの後、明日からのわが家の塀のペンキ塗り(今年の干支の龍から来年の干支のヘビへの描き替え)の支度です。ラジオ体操仲間が手伝ってくれます。皆さんもお元気で‼

あんざい

11月20日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

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https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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