【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月22日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はラジオ体操の後、ウクライナ情報の整理を行ない、注文のあった『ウクライナ戦争論』を発送し、家の塀を塗り替えました。ラジオ体操仲間が手伝ってくれました。乾いたらお絵描きタイムです。辰(龍)から巳(蛇)への転換です。

さて、11月22日のウクライナ情報ですが、❶世界一の無責任(2024年11月18日)❷トランプ大統領はロシア領内への攻撃を許可したバイデンの決定を覆すと約束(2024年11月19日)、❸【緊急速報】ウクライナがロシア領土をミサイル攻撃: 第三次世界大戦にエスカレートするか?【及川幸久】(2024年11月20日) ※重要情報です、❹ロシア国営テレビ(2024年11月20日)、❺ゼレンスキー風刺画(2024年11月19日)、❻【Scott Ritter : Biden Suddenly Relevant as He Begins WWIIIより、緊急なので字幕ではなくテキストです。長いですがぜひ読んでください】(2024年11月19日)※安斎注:必読、❼「NATOがこれを行えば、プーチンはウクライナを壊滅させる兵器を使用するだろう」元国連査察官スコット・リッター(2024年11月19日)、❽マット・ゲイツは、このような資金の流れ、ルート、出所、受取人を詳しく調べたいとのこと(2024年11月18日)、❾プーチン大統領は核兵器を使用すればロシアが「消​​滅」することを知っている(2024年11月20日)、❿マクレガー大佐: バイデンが今すぐに止めなければ、ウクライナは完全に破壊され、何も残らなくなるだろう!(2024年11月20日)、⓫Russia News】11/20時事ネタ水曜版です🫡‼️(ニキータ伝〜ロシアの手ほどき、2024年11月20日)、です。

❶と❷で「現」と「次」の政治指導者が対立しています。少なからぬ人が「ロシアによる核兵器使用」や「第三次世界大戦の勃発」を声高に叫んでいるようですが、プーチン政権は頭に来て核のスイッチを押すような非理性的集団ではないし、核のハードルは被爆者たちの奮闘もあって(また、ノーベル平和賞受賞もあって)もっと高いと信じます。ここ1週間、しっかりフォローしましょう。

さあ、寒さにめげずラジオ体操第291回目に通って、ウクライナ戦争論を発送して情報を整理し、塀の絵を描こうかしら。今日は二十四節気の「小雪」、「いい夫婦」の日です。皆さんもお元気で。

あんざい

11月22日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

※ウクライナ問題関連の注目サイトのご紹介です。
https://isfweb.org/recommended/page-4879/

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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