【連載】安斎育郎のウクライナ情報

11月28日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は、ラジオ体操とフォークダンスの後、ウクライナ情報の整理を行ない、ウクライナ戦争論10冊を発送し、家の塀の塗り替え作業の続きを行ないましたが、午後は「折々の会」の「お茶会+フォークダンス・サロン」で、企画してくれたI夫妻のパフォーマンスの鑑賞に加えて、私たち参加者もオクラホマミキサーなど6曲ほど踊りました。帰宅後再び塀のお絵描きをしましたが、暗くなったのでやめました。

さて、11月28ウクライナ情報ですが、❶フランスの軍事大臣の発表(2024年11月26日)、❷「TOS-1Aとギルデ爆弾」:プーチンの画期的なサーモバリック兵器庫がウクライナの防衛を崩壊させる(2024年11月26日)、❸米軍力崩壊寸前!カリン中佐の警告(2024年11月24日)、❹スコット・リッター:プーチンの「漫画」が現実に – 米国とNATOはオレシュニクの力に驚愕!(2024年11月26日)、❺【11/26 ロシア・ウクライナ紛争】ウクライナ戦を続けさせよー英軍諜報機関 ATACMS、2度目の発射か?(2024年11月26日)、❻夢遊病で戦争へ:ロシアと西側諸国が衝突に近づく(ラリー・ジョンソン氏、2024年11月26日)、❼ジェフリー・サックス教授:ドナー階級とMICが米国に損害を与えている(2024年11月26日)、❽ロシアの装甲部隊がイリンカを攻撃し、一日で掃討!(2024年11月26日)、❾ペスコフはロシアの新型ミサイル「オレシュニク」について何を知っていたのか?(2024年11月26日)、❿ウクライナ・ロシア戦争:米国にとっての金儲けの手段か?(2024年11月26日)、です。

ウクライナのすべての失敗は、テレビ番組の人気コメディアンに絶大権力を与えて独裁政権にしたポピュリスムにありました。欧米の操り人形としては適任だったでしょうが、ウクライナ国民にとっては最悪の選択でした。歴史上も珍しい事例だと思います。加えて欧米発のウソだらけの情報を読み解けなかった日本のマスコミも地に堕ちた感じですね。私にメールくれた人にしか売っていないのに1万部を超えたのは予想外でしたが、「何かおかしい」と感じていた人がいっぱいいたんですね。この『ウクライナ戦争論』の立論の基本的な正しさは、やがて事実が証明するでしょう.いや、もう証明しているというべきでしょうか。

さあ、頼まれ原稿がいっぱい溜まったから頑張りましょう。皆さんもお元気で‼

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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