【連載】植草一秀の「知られざる真実」

【連載】知られざる真実/2024年12月2日 (月)881人のワクチンによる死亡認定

植草一秀

12月2日(月)午後8時
『ニコニコ生放送 長尾和宏チャンネル』
https://live.nicovideo.jp/watch/lv346428657

に出演させていただく。

テーマは「財務省の嘘と医療マネー」

原口一博衆議院議員が

『プランでミック戦争』(青林堂)
https://x.gd/Fdku8

を刊行されて話題を呼んでいるが、国会議員でワクチンに対する懸念を表明する者は多くない。

新たに接種が始まったレプリコンワクチン。

スパイクタンパクが体内で増殖する作用が組み込まれている。

コロナワクチン接種が行われて何が生じたのか。

事実=ファクトを確認することが重要だ。

ワクチン接種が始動して発生した最大の変化は死亡数の激増。

コロナパンデミックが発生したのは2020年。

2020年の日本の死亡数は前年比8338人減少した。

コロナで日本の死亡数は減少したのである。

ところが、2021年から死亡数が激増した。

21年は6万7101人増加。

22年は12万9194人増加。

 

23年は6886人増加した。

20年の死亡数は137万2755人だったが、23年の死亡数は157万5936人になった。

23年の死亡数は20年に比べて20万人以上多い。

これほどの死亡数激増は第2次大戦に伴う死亡数激増を除けば100年ぶりのこと。

100年前にスペイン風邪が流行して死亡数が激増した。

今回はコロナパンデミック発生では死亡数が増加しなかったが、ワクチン接種に連動して死亡数が激増した。

新型コロナワクチンについては当初から危険性が指摘されていた。

本ブログ・メルマガでは一貫して新型コロナワクチンの危険性を訴え続けた。

新潟大学名誉教授の岡田正彦氏、イタリアの免疫学者である荒川央氏などの著作などを紹介してきた。

弁護士会のなかでも埼玉弁護士会など一部の弁護士会がワクチン接種に関して会長声明などを発してきた。

法律ではワクチン接種に対して「努力義務」が規定されたが、これはワクチン接種の「強制」を意味しない。

ワクチン接種はあくまでも本人の同意を得て行われるものとされた。

しかし、厚労省のワクチン特設サイトでは、ワクチン接種が「任意接種」であるとの説明を容易に見つけられない構造になっていた。

 

Q&Aの「その他」のなかにある「努力義務とは何ですか」という問いを選択し、解答欄をさらにクリックしないと

「義務とは異なり、強制でなく、最終的には本人が納得した上で判断いただく」

の記述が出てこない。

一番大事な事項を国民が確実に知る構造になっていなかった。

「これは本当ですか」

というカテゴリーでは

「新型コロナワクチンの接種が原因で多くの人がなくなっているというのは本当ですか」

という設問が設けられ、その解答には

「ワクチンを接種した後に亡くなった」ということは、「ワクチンが原因で亡くなった」ということではありません。」

と記述。

さらに、

「接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、新型コロナワクチンが原因で多くの人が亡くなったということはありません。」

と記述していた。

すでに当時、ワクチン接種後の急死は多数報告されていた。

しかし、「ワクチン接種が原因で死亡した」との認定は出されず、圧倒的多数は「情報不足で原因を特定できない」というものだった。

「ワクチンが原因で死亡したのではない」との認定もほとんど存在しなかった。

「ワクチンが原因で死亡したとは特定できていない」というのが真実で、「ワクチンが原因で死亡したということではありません」の説明は極めて不正確かつ悪質なものだった。

政府の健康被害補償制度ではすでに881人に「ワクチン接種による死亡」が認定され、補償金が支払われている。

 

 

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植草一秀 植草一秀

植草一秀(うえくさ かずひで) 1960年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大蔵事務官、京都大学助教授、米スタンフォード大学フーバー研究所客員フェロー、早稲田大学大学院教授などを経て、現在、スリーネーションズリサーチ株式会社代表取締役、ガーベラの風(オールジャパン平和と共生)運営委員。事実無根の冤罪事案による人物破壊工作にひるむことなく言論活動を継続。 経済金融情勢分析情報誌刊行業務の傍ら「誰もが笑顔で生きてゆける社会」を実現する『ガーベラ革命』を提唱。人気政治ブログ&メルマガ「植草一秀の『知られざる真実』」を発行。1998年日本経済新聞社アナリストランキング・エコノミスト部門1位。『現代日本経済政策論』(岩波書店、石橋湛山賞受賞)、『日本の独立』(飛鳥新社)、『アベノリスク』(講談社)、『国家はいつも嘘をつく』(祥伝社新書)、『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)、『低金利時代、低迷経済を打破する最強資金運用術』(コスミック出版)、『出る杭の世直し白書』(共著、ビジネス社)、『日本経済の黒い霧』(ビジネス社)、『千載一遇の金融大波乱』(ビジネス社、2023年1月刊)など著書多数。 スリーネーションズリサーチ株式会社 http://www.uekusa-tri.co.jp/index.html メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」 http://foomii.com/00050

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