【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月4日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日は、ラジオ体操をやって、ウクライナ情報の整理に加えて塀のペンキアート、国際平和ミュージアムだよりの連載原稿の仕上げ、注文のあった『ウクライナ戦争論』8冊の送付の後、立命館の第71回「不戦のつどい」に参列しました。

さて、12月4日のうくらいな情報ですが、❶【及川幸久 THE CORE】ライブ配信 正気を失ったワシントンが核戦争を始める(2024年12月3日)、❷ゼレンスキー氏、「武力奪還」は無理と認める 露大統領府「恒久戦争避けたいウクライナ人増えた」(2024年12月2日)、❸米政権交代控え「駆け込み軍事支援」が加速(2024年12月3日)、❹スコット・リッター 暴露:トランプ氏の陰謀と嘘!ロシアは西側諸国に大陸間弾道ミサイルを向け、イランは核開発を完了!(2024年12月2日)※1時間近い長い映像、❺【そうきチャンネル】『ネオコンのあがき』長距離ミサイル使用許可・プーチン我慢のしどころ 日米近現代史研究家 渡辺惣樹(2024年12月1日)、❻トランプ大統領の命が危険にさらされ、ゼレンスキー大統領は米国の資金を守るために嘘をつき、ニューヨーク市は問題を抱えていると新報告書が発表!(2024年12月2日) ※17分余の映像です、❼プーチン大統領演説ライブ:ロシア大統領がドナルド・トランプへの暗殺脅迫を警告 | 世界ニュース(2024年12月1日)、❽「プーチンの英国攻撃計画…」:ロシアが攻撃を脅かし、MI6のベテランが英国政府に警告(2024年11月28日)、❾米国とロシアの決断にEUは動揺:ユーロのカウントダウンか?(2024年12月2日)、❿【NATO事務総長のアテネ訪問に数千人の市民が抗議】(2024年11月27日)、です。

ウクライナ戦争は欧米の不条理な戦争です。ミアシャイマー・シカゴ大学教授が開戦直後に行ったように、戦争を起こしたのはアメリカ、勝つのは大義あるロシア、負けるのは米ロの狭間でアメリカに利用されたウクライナです。これがウクライナ戦争理解の原点ですね。

さあ、今日はラジオ体操とフォークダンスの日です。昨日作った「折々の会」の号外を配り、帰ったら壁の絵を描いて、11時からはNHK広島のインタビュー、午後は岡山から頼まれている1万字強の原稿書きと1300字の日中友好協会のニュース原稿、そして時間があれば再び壁画に取り組みましょう。みなさんもお元気で‼

あんざい

12月4日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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