【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月12日のウクライナ情報

安斎育郎

皆さん、おはようございます。昨日はウクライナ情報を送った後、ラジオ体操+フォークダンスを楽しんで、おかやま人権研究センターからの依頼原稿(12,55字)を完成させて編集部に送りました。今日は明日からの福島・東京方面の出張の準備に追われるでしょう。

さて12月12日のウクライナ情報ですが、ロシア外務省人道問題担当特別代表の話(2024年12月8日)、❷トランプ氏、マクロン氏、ゼレンスキー氏がパリで会談(2024年12月8日)、❸ドミトリー・トリーニン:露が宇で勝利を収める計画(ロシア・トゥデイ、2024年12月6日)、❹特別軍事作戦 12月7日の概要 露国防省(2024年12月7日)、❺2024.3.14 米中露過去30年で最悪の緊張(ナポリターノ判事 ジェフリー・サックス、2024年3月17日)、❻ウクライナ軍の残忍な攻撃に対する T-80BVM、BMP-2、BMP-3 の戦い(2024年12月9日)、❼ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相、ドーハフォーラム2024で次のように述べた(2024年12月8日)、❽ロシア在住者からの情報(2024年12月8日)、❾ジョン・ミアシャイマー 「西側諸国はロシアを戦争に駆り立てたのか? (2024年12月9日)、❿ダグラスマクレガー大佐「交渉の主導権はロシアにある、キエフにとって勝ち目のない戦争だ(2024年12月9日)、です。

12月16日には韓国の南先生との対談的講演会がありますが、私はその前に3つぐらいの仕事を片付けなければなりません。14日は福島で「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」の創設者だった故・早川篤雄和尚を追悼し、伝言館お未来を語る会をやります。そのために現在やっている「阻止して良かった!珠洲原発」の特別展示を「早川篤雄和尚の生き越し方」の展示に変えなければなりません。そして、帰りがけの12月15日には東京板橋の中学・高校生たちと核兵器の問題についてのワークショップに臨まねばなりません。かもがわ出版の原稿も途上です。やるっきゃない!皆さんもお元気で❢

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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