【385回】ノーベル平和賞→TPNW核兵器廃絶条約批准に向けて 2024/12/10
国際写真:受賞者の入場
本2024年のノーベル平和賞は日本被団協に授与されその授賞式がノーベルの命日12月10日、現地時間午後1時(日本時間午後9時)オスロの市庁舎で開催された。
筆者(浜地=裏方)を励ましてくれた(故)Heffermehl氏も天国で喜んでくれてるだろうと想いながら感慨深く、NET配信中継を見た。(手持ちの携帯で撮影ー)
【第378回】2024/10/11 ノーベル平和賞2024は日本被団協に授与 | ISF独立言論フォーラム
式は国王夫妻の臨席の元、トランペットのファンファーレで、厳かにはじまり、ヨルゲン ・ヴァトネ・フリドネスJorgen Watne Frydnes委員長(40歳!)の挨拶。
中で、はっきり、世界の核兵器保有国名を挙げながら、NPT:Non-Proliferation Treaty(核兵器の不拡散に関する条約)及びTPNW:Treaty on Prohibiting Nuclear Weapons(核兵器廃絶条約)の実行を訴えた。
同委員長よりメダル及び賞状が田中熙巳代表委員、広島の箕牧智之さん、長崎の田中重光さんに手渡される。
フリドネス委員長と3人の代表
続いて田中熙巳さんが代表して30分の授賞演説。
田中さんの代表演説
ここでもNPTおよびTPNWに対する批准義務が訴えられた。
さあ、ここが最も重要なところ。唯一の被爆国である日本国政府(石破首相)の世界平和に向けての義務である。はたまた、我々市民(国民、選挙民)の義務でもある。
関連拙稿:
ISF木村さんとの出会いはこちら。→【第190回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(7) | ISF独立言論フォーラム
付記:ヒロシマ犠牲の7歳の女の子への鎮魂ナーズム・オラトリオ。(日本語、英語の字幕を、と模索している)
【第380回】♫ナーズム・オラトリオ♫ ~ノーベル平和賞2024・被団協に想う 2024/10/31 | ISF独立言論フォーラム
本記事は、浜地道雄「異目異耳」【385回】ノーベル平和賞→TPNW核兵器廃絶条約批准に向けて の記事の転載になります。
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国際ビジネスコンサルタント。1965年、慶応義塾大学経済学部卒業。同年、ニチメン(現・双日)入社。石油部員としてテヘラン、リヤド駐在。1988年、帝国データバンクに転職。同社米国社長としてNYCに赴任、2002年ビジネスコンサルタントとして独立。現在、(一財)グローバル人材開発顧問。「月刊グルーバル経営」誌にGlobal Business English Fileを長期連載中。