【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月16日のウクライナ情報

安斎育郎

皆さん、こんにちは。12月13日に伝言館に行って、14日の故・早川篤雄和尚3回忌の集いを開きました。伝言館に隣接する未来館には、特別展「早川篤雄和尚の生き越し方」が展示され、参会者の手元にはその解説パンフレットが配布され、この日参加できなかった京都の中村蝋燭店の田川広一さんからはハゼの実でつくられたローソクが提供されるなど、心のこもった追悼会になりました。安斎は帰りがけ東京板橋区のユース・イベントに参加したため、帰宅は15日夜遅くなりました。

さて、12月16日のウクライナ情報ですが、 ❶特別軍事作戦12月15日の概要 露国防省(2024年12月15日)、❷ウクライナがロシア産ガスの輸送を停止へ、モルドバで16日から緊急事態宣言が発令(2024年12月14日)、❸ドイツの保守連合、ウクライナ難民の失業手当剥奪を選挙公約に(2024年12月14日)、 ❹ロシア人記者の殺害を黙殺したユネスコの報告書、国際社会の支援で否決=露外務省報道官(2024年12月14日)、❺ジョン・ミアシャイマー教授 「ロシア恐怖症」 メインストリームメディア(MSM)の流行語の現状は?(2024年12月11日)、❻ロシア軍が前線の戦闘に「相当な数の北朝鮮兵を使い始めた」とゼレンスキー氏…1万人以上派遣か(讀賣新聞、2024年12月15日)、日)、米国務省が宇への追加軍事支援を発表、「宇支援で米国の兵器製造に投資が集中」(2024年12月13日)、❽特別軍事作戦域で死亡のジャーナリストを追悼 モスクワ(2024年12月15日)、❾特別軍事作戦12月7日~13日の概要 露国防省(2024年12月14日)、❿日露貿易額、1~10月23.3%減=在日ロシア通商代表代理(2024年12月14日)、です。

さて今日は、南基正(ソウル大学教授、ソウル大学日本研究所所長)先生との対談があり、ラジオ体操とフォーク弾の後、ウクライナ情報の整理に加えて、対談の準部をしなければなりません。折からマンガ・パンデミックWEB展に応募作品もエントリーされていますから、その審査もしなければならないでしょう。福島・東京帰りは少しお疲れ気味ですが、頑張ってみましょう。みなさんも元気で!

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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