【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月18日のウクライナ情報

安斎育郎

皆さん、おはようございます。昨日は日中友好協会が11月16日にやった中国問題懇談会の様子を伝える記事の執筆を督促され、書き送りました。今日はわがご近所衆の「折々の会」のラジオ体操とフォークダンスの後、午後からはお食事会がありますから、プレゼントと頼まれているマジック・ショーの準備をしました。12月15日に東京・板橋でやったピース・スコーレの主催者からは、「ご講演だけではなく、小グループの話しあい、ワークショップにもご参加をお願いしましたが、快くお受けいただき、若者たちと交流、意見交換をしていただいて、心より感謝申し上げます。また、先生の信念を貫き通してこられた生き方に触れて、私はとても勇気づけられました。特に原発の問題についてお話し頂いたことは、本当にありがたく思っております。この講座でも、核兵器廃絶だけではなく、それとは切っても切れない原発の問題を取り上げたいとこれまでずっと思っていたのですが、なかなか切り口が見つからず、実現にいたりませんでした。その突破口を先生のお話が切り開いてくれましたし、今後の私たちの取り組みに大きな示唆と課題を与えてくださいました」というお礼のメッセージが来ました。また、先日対談した韓国のナムギジョン先生は『ウクライナ戦争論』を韓国語に翻訳したい希望もあるようです。

さて、12月18日のウクライナ情報ですが、プーチン大統領の最大の恐怖が現実に – ウクライナがロシア人の痛いところを突く!(2024年12月16日)、❷IAEAの車両攻撃を断固非難=露外務省(2024年12月11日)、❸露軍、今年189集落を解放(2024年12月16日)、❹トランプ政権のウクライナ戦争の永続的停止措置の検討(2024年12月16日)、❺メルケル回顧録が暴露!ロシアのウクライナへの本当の意図とは?(2024年12月16日)、❻タガンログ飛行場へのATACMS攻撃に続くロシアのウクライナ攻撃の詳細(2024年12月13日)、❼【ウクライナ】最近のウクライナ情勢は?(2024年12月16日)、❽ロシアはゼレンスキーに警告した。「西側のミサイルで遊ぶな!もっとひどいことになるぞ!」(2024年12月16日)、❾【日々闘うウクライナの女性たち】(2024年12月16日)、❿【西側メディアの演出🎦】(2024年12月16日)、です。

さあ、今日は今月の業務報告書も書き始めないといけません。かもがわ出版の「戦争と絵画」の原稿も書き進めつつあります。なかなか休まる暇がない84.7歳、頑張れるだけ頑張るのだ。皆さんもお元気で❢

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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