【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月25日のウクライナ情報

安斎育郎

皆さん、おはようございございます。昨日は、ラジオ体操スの後、ウクライナ情報を整理し、『ウクライナ戦争論』またまた10冊を送り、後は原稿言きの続きです。今日「折々の会」で配布するニュース最終号も作りました、第1次大戦のクリスマス休戦と、その一方での毒ガス使用について記事を書きました。

さて、12月25日のウクライナ情報ですが、❶ロシア国防相は、「モスクワは今後10年間、欧州でNATO軍事同盟と戦う準備を整えなければならないと述べた」(2024年12月18日)、❷欧州はパニックに陥る:プーチン大統領のウクライナ攻撃で1月1日からロシアからのガス供給停止(2024年12月22日)、❸プーチン大統領のウクライナに対する最悪の報復:ロシアのFAB-500爆弾がウクライナの主要橋を破壊(2024年12月22日)、❹ロシアが大規模攻撃を開始する中、プーチン大統領がゼレンスキー大統領の兵士に「降伏するか死ぬか」と提案(2024年12月22日)、❺【プーチンの言葉・ウクライナ】(2024年12月17日)安斎注:この端的な言葉こそ、この戦争の本質です。2025年1月1日からウクライナ経由のロシアのガスを止めるゼレンスキー(2024年12月20日)、❼プーチンの正論に耐えきれずに逃げ出す米NBCの記者(2024年12月20日)、❽ロシア、ウクライナ東部2集落を制圧 ドネツク州全域で着実に進軍(ロイター、2024年12月23日)、❾反ロシアプロパガンダの科学 | グレン・ディーセン教授(2024年12月22日)、❿ロシアのプーチン大統領がスロバキアのフィツォ首相と会談、EU首脳のモスクワ訪問は異例(2024年12月23日)、です。

約300通の年賀状の宛名書きは喜美江奥さんにお任せですが、今日完了しそうです。私はもっぱら執筆ですが、目を労わりつつ。今日は年内最後のフォークダンス日ですが、ラジオ体操は12月27日まで続けます。喜美江さんのパッチワーク仲間のアメリカのクララ・アスネスさんから季節の挨拶のメールが来ましたが、ひざ悪いので水中エアロヴィクスをやっているとのこと。昨日のニュースでは、日本では健康寿命と平均寿命の差が短縮傾向にあるらしいですね。一生を終える間近まで健康でいられるのは良いことです。がんばりますか❢

あんざい

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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