【連載】安斎育郎のウクライナ情報

12月26日のウクライナ情報

安斎育郎

みなさん、おはようございます。昨日はラジオ体操で本年最後の「折々の会」だよりクリスマス号を配ってからフォークダンス、ウクライナ情報の整理を終えて、かもがわ出版御原稿に取り組みました。

さて、11月5日のウクライナ情報ですが、フランスも脱グローバルーロシア在住者(2024年11月2日)、❷ウクライナが合意を破り続ければ続けるほど、その領土は小さくなる(ラブロフ、2024年11月3日)、❸傭兵部隊の越境作戦 NATO、ウクライナの交錯する思惑(2024年11月3日)、❹特別軍事作戦 11月2日の概要━露国防省(2024年11月2日)、❺停戦呼びかけで国家反逆罪の宇記者がゼレンスキー氏を批判、「裏切り者はどっちだ」(2024年11月2日)、❻なぜ米メディアはロシア軍を「世界最強」と報じたか(2024年11月2日)、❼IMFは西側の外交政策の道具となった=元IMFロシア担当事務局長(2024年11月2日)、❽ロシアとの交渉拒否を鼻にかけてどうする?ハンガリー首相がEU指導部を批判(2024年11月1日)、❾ゼレンスキー体制は信仰の自由を制限=ヒューマン・ライツ・ウォッチ(2024年11月1日)、❿国連安保理でロシア代表ネベンジャ氏の質問(2024年10月31日)、です。

明日、クルスク地方に派兵されている北朝鮮兵が仲間のロシア兵に誤射したというロシア兵の捕虜の証言を送るつもりですが、事実なら北朝鮮兵は実際に戦場レベルで派遣されていること、言葉の壁などでむしろ足手まといになっている可能性もあること、少なくともロシアの要請というよりは、北朝鮮側の実戦訓練で派遣されたのかもしれないなど、いくつかの点が想像されます。

12月26日のウクライナ情報の拡大とダウンロードはこちら

 

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安斎育郎 安斎育郎

1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。

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