1月5日のウクライナ情報
国際1月5日日分です。
安斎育郎
1月5日のウクライナ情報
安斎育郎
❶スコット・リッターの衝撃の暴露:ロシアの兵器庫がウクライナを壊滅させる – NATOとゼレンスキーはパニックに陥る!(2025年1月2日)
スコット・リッターは、F-16戦闘機の破壊からロシアの止められない極超音速ミサイル攻撃まで、ヨーロッパで高まる地政学的緊張に迫ります。バルト海が新たな対立のホットスポットとなる中、NATOの戦略的脆弱性を探ります。西側諸国の戦術はさらなる不安定化を招いているのでしょうか? スコット・リッターがこれらの憂慮すべき展開の背後にある真実を明らかにするので、お楽しみに。
https://youtu.be/XG0NGsdtLQo
https://www.youtube.com/watch?v=XG0NGsdtLQo
❷恥ずべきことだ!フランスで訓練を受けたウクライナ兵士が最初の交戦でロシア軍に降伏した(2025年1月2日)
ウクライナ軍最高司令部とそのNATO軍事顧問団にとって残念なことに、ロシア軍の新年初日は特別軍事作戦地域での大きな勝利で始まった。特に、2025年1月1日、従軍記者はロシア軍が「ポクロフスク」南西の戦略的に重要な集落「ソローネ」を完全に解放したと報告した。従軍記者によると、ロシア軍は1月1日、モスクワ時間午後3時にこの集落を完全に制圧した。
https://youtu.be/AwZoFxsG3sg
https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/message/ACI8QGQAA_RqZ3didA1hyIxg4O0
❸NATO東方不拡大、約束はあったのか 「1インチ発言」 与えた言質 ! 2025年1月2日 Not One Inch (2025年1月2日)
この本のタイトルは、ホワイトハウスへの電報に要約されているように、1990年2月にジェームズ・ベイカー国務長官が可能な交渉ポイントの予備的な議論中にさりきに言及したことに由来しています。
しかし、これはジョージH大統領によって拒否されました。Wブッシュとミハイル・ゴルバチョフ事務総長は興味を示さなかった。
交渉は主にドイツの統一と、明確な境界線なしで同じ国にNATOとワルシャワ条約機構の軍隊を同配置することによる危険に関係していました。
ゴルバチョフ自身は、そのような約束がなされたことがないことを明確にしました。交渉はワルシャワ条約機構のリーダーであるソ連と行われました。
もはや存在しなくなり、したがって元メンバーを拘束するものではありません。この問題は1997年のNATO-ロシア設立法で解決され、以前に影響を受けたすべての国が同盟と国際協定を選択する際の自決の自由があると特に宣言しました。
サロットは結論づけ、そのような約束はなされたことはなかったが、どちらの当事者もそれに関するさらなる議論に興味がなかったため、すぐに放棄された単なるマイナーな議論のポイントであったと繰り返し述べている。
https://youtu.be/5tpc6DGUsKI
https://www.youtube.com/watch?v=5tpc6DGUsKI
❹軍事的敗北の瀬戸際のウクライナ(2025年1月3日)
https://youtu.be/d84FytB9V00
https://www.youtube.com/watch?v=d84FytB9V00
❺西側諸国に裏切られた?ゼレンスキー大統領、金正恩氏の兵士、イランのドローン、プーチン氏の恐ろしい戦争兵器と戦う(2025年1月3日)
2025年、ゼレンスキーはこれまでで最も危険な勢力の組み合わせに直面することになる。金正恩の軍事力、イランの致命的なドローン技術、そしてプーチンの容赦ない戦争マシンが集結し、ウクライナの決意を試すことになる。窮地に立たされたウクライナは、この世界的な猛攻撃を生き残ることができるだろうか?
https://youtu.be/-DxK8zhrwdQ
https://www.youtube.com/watch?v=-DxK8zhrwdQ
❻ライブ | キエフが攻撃を受ける、ロシア史上最悪の24時間戦争、NATOの兵器が破壊される!(タイムズ・ナウ・ワールド、2025年1月1日)
ロシア軍はキエフに壊滅的なミサイル集中攻撃を開始し、戦争は新たな局面に入った。重要な軍事施設を狙ったこの攻撃で、ウクライナ軍兵士1,430人が死亡、重要装備40点以上が破壊された。ロシアの先進的な極超音速ミサイル「キンジャール」と「カリブル」がウクライナの防空網を突破し、広範囲にわたる破壊を引き起こした。攻勢は首都を越えて広がり、ハリコフとドネツクで激しい戦闘が勃発し、ウクライナ軍は装甲車両や砲兵システムなど大きな損害を被った。合計9回の大規模攻撃でウクライナの軍事力が麻痺し、ロシアの空爆とミサイル攻撃は弾薬工場やドローン保管施設など138か所以上を標的とした。死傷者と装備の破壊が相次ぐ中、終わりの見えない戦争が激化する中、ウクライナは前例のない課題に直面している。
https://youtu.be/p6r6SDMj1zI
https://www.youtube.com/live/p6r6SDMj1zI
❼米国は戦闘開始前に宇への兵器供与を始めていた=米国務長官(2025年1月5日)
「我々はロシアによる侵攻が始まるだいぶ前の9月(2021年)から、そしてその後もう一度12月に、『スティンガー』や『ジャベリン』などの防衛に必要なものがウクライナにすべてあることを確信するために、大量の兵器をウクライナへこっそり供与しようと努めた」米国のブリンケン国務長官がニューヨーク・タイムズのインタビューで述べた。
ブリンケン氏は、米国はその間ずっとロシアと緊密な外交関係にあり、武力紛争の勃発を防ごうとしてきたと指摘した。
同氏はまた、近い将来にウクライナが住民投票の結果すでにロシアの一部となった領土を「取り戻す」ことができる可能性は低いと考えている。
https://sputniknews.jp/20250105/19472423.html
❽西側で訓練を受けたウクライナの新設部隊、脱走が相次いで戦場到着前に崩壊しかける(2025年1月3日)
新設された第155機械化旅団は前線到着前に兵士の脱走が相次いで崩壊しかけ、残存部隊は到
着後にロシア軍の猛攻で大きな損失を被った。西側メディアが報じている。
増援部隊として派遣された第155機械化旅団はドイツとフランスの最新鋭重兵器で武装していたものの、ドネツク人民共和国の要衝クラスノアルメイスク(ウクライナではポクロフスク)到着前に脱走兵が相次いで崩壊しかけた。約5800人からなる同旅団のうち、1700人が準備段階で脱走したとのこと。
さらに、前線に到着した兵士らも士気が低く、常に脱走のチャンスを模索しているという。また、戦闘経験が浅く、戦車や装備を次々と破壊されているとのこと。
https://sputniknews.jp/20250103/19470890.html?rcmd_alg=collaboration2
❾スロバキアがウクライナ難民への支援削減へ、ロシア産ガス輸送停止への反発(2025年1月3日)
スロバキア与党はウクライナがロシア産ガスの輸送を拒否したことを受け、国内に留まる難民への支援を削減し、これによりウクライナ政府による妨害行為から生じる経済的損失を補填する。
フィツォ首相は7日にブリュッセルで開催されるウクライナ支援会議に参加し、ゼレンスキー体制による妨害行為への対応を協議するという。
ウクライナがロシア産ガスの輸送を停止したことでスロバキアは年間5億ユーロの損失を受ける。そのため、この損失を補填するため、政府は様々な措置を検討する模様。
ウクライナによるロシア産ガスの輸送拒否により、ウクライナと国境を接する未承認国家「沿ドニエストル共和国」では、危機的状況が発生している。
沿ドニエストル共和国はモルドバから電力を供給されていたが、ウクライナがロシア産ガスの輸送を停止したことで、モルドバからの電力供給もストップし、国内の工場は操業が停止に追い込まれている。
モルドバはロシアから格安でガスを輸入することと引き換えに沿ドニエストル共和国に電力を供給してきた。
https://sputniknews.jp/20250103/19470597.html
❿露メディア「イズベスチヤ」のフリーランス特派員が宇軍の攻撃で死亡(2025年1月5日)
ドネツクとゴルロフカを結ぶ道路でウクライナ軍のドローンが民間の車両を攻撃し、ロシアメディア「イズベスチヤ」のフリーランス特派員アレクサンドル・マルテミアノフ氏が死亡した。
この攻撃でリアノーボスチ通信の特派員1人と他のメディア関係者4人が負傷した。
リアノーボスチの特派員が現場から伝えたところによると、ウクライナ軍は前線から遠く離れた場所を移動していた民間の車両を意図的に攻撃したという。
https://sputniknews.jp/20250105/19472657.html?rcmd_alg=collaboration2
2025年1月5日 ウクライナ情報pdfは → こちら
1940年、東京生まれ。1944~49年、福島県で疎開生活。東大工学部原子力工学科第1期生。工学博士。東京大学医学部助手、東京医科大学客員助教授を経て、1986年、立命館大学経済学部教授、88年国際関係学部教授。1995年、同大学国際平和ミュージアム館長。2008年より、立命館大学国際平和ミュージアム・終身名誉館長。現在、立命館大学名誉教授。専門は放射線防護学、平和学。2011年、定年とともに、「安斎科学・平和事務所」(Anzai Science & Peace Office, ASAP)を立ち上げ、以来、2022年4月までに福島原発事故について99回の調査・相談・学習活動。International Network of Museums for Peace(平和のための博物館国相ネットワーク)のジェネラル・コ^ディ ネータを務めた後、現在は、名誉ジェネラル・コーディネータ。日本の「平和のための博物館市民ネットワーク」代表。日本平和学会・理事。ノーモアヒロシマ・ナガサキ記憶遺産を継承する会・副代表。2021年3月11日、福島県双葉郡浪江町の古刹・宝鏡寺境内に第30世住職・早川篤雄氏と連名で「原発悔恨・伝言の碑」を建立するとともに、隣接して、平和博物館「ヒロシマ・ナガサキ・ビキニ・フクシマ伝言館」を開設。マジックを趣味とし、東大時代は奇術愛好会第3代会長。「国境なき手品師団」(Magicians without Borders)名誉会員。Japan Skeptics(超自然現象を科学的・批判的に究明する会)会長を務め、現在名誉会員。NHK『だます心だまされる心」(全8回)、『日曜美術館』(だまし絵)、日本テレビ『世界一受けたい授業』などに出演。2003年、ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受章。2011年、「第22回久保医療文化賞」、韓国ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」、2013年、日本平和学会「第4回平和賞」、2021年、ウィーン・ユネスコ・クラブ「地球市民賞」などを受賞。著書は『人はなぜ騙されるのか』(朝日新聞)、『だます心だまされる心』(岩波書店)、『からだのなかの放射能』(合同出版)、『語りつごうヒロシマ・ナガサキ』(新日本出版、全5巻)など100数十点あるが、最近著に『核なき時代を生きる君たちへ━核不拡散条約50年と核兵器禁止条約』(2021年3月1日)、『私の反原発人生と「福島プロジェクト」の足跡』(2021年3月11日)、『戦争と科学者─知的探求心と非人道性の葛藤』(2022年4月1日、いずれも、かもがわ出版)など。