自己紹介

SouthernCross

※この記事はSouthernCross(サザンクロス)〜現地採用から起業した海外生活者の異文化雑記〜

2025年になりましたね。私の海外生活も29年目を迎えました。
1996年に現地採用者として単身シンガポールに渡り、シンガポール資本の会社2社で働き、2002年に永住権を取得。その後、シンガポール企業の日本駐在員として3年半勤務。任期終了直前に退職し、シンガポールに戻って2008年に起業。2023年にはシンガポールから橋一つ渡ったところにあるマレーシア・ジョホール州の経済特区イスカンダルプテリに在住し、今は自分自身のシンガポールの会社の代表を務めるとともに、マレーシア企業での役員も務める二拠点生活をしています。

私生活では野犬から保護した3匹のワンコと暮らし、シンガポール時代から続けている犬の保護活動もしています。

2010年頃からX(当時はTwitter)での投稿をポツリポツリとしてきましたが、3年前のロシア特別軍事作戦によるウクライナ侵攻に関する私見を述べた際、当時600人ぐらいだったフォロワー数が今ではまもなく5万人に達するところまで増えました。ジャーナリストでも言論人でもないこんな自分の発信をフォローしてくださっている方々には心から感謝をお伝えしたいです。

では、なぜこんな一般人の発信が(アンチも含めてですが)多くの方々に読まれるようになったのでしょうか。自分なりの考察ではありますが、私にとっては当たり前の物事の捉え方が、日本で暮らしている方々には新鮮に感じられたこと、良くも悪くも日本で常識であったことが海外では実は異質だったり珍しかったりしていたこと、既存の体制や価値観に従属していてこれまではそれで特段問題にもならなかった日本社会が、急激な移民増加や売国とすら思える政策によって混乱が生じ、「ニッポンこれでいいのか」論が急激に湧き上がってきたこと、そして海外の現地報道とは真逆に近いことすらある日本の大手メディアの偏向報道。

これまでの価値観が急激に崩壊しかけている今、厳しくかつ僭越な言い方をすれば、海外から日本を眺めていた自分にとってはその多くが「当然の帰結」であったという皮肉な現実がありました。

特別な情報ソースを持っていたわけでもありませんが、日本とは異なる海外報道、海外と比較して歪みが生じている日本社会の体制や構造、戦後の本当の日本の歴史に加え、コンサルタントとして長年培ってきた情報やデータの読み解き方、仮説の立て方とその検証の仕方。そんな自分なりのリソースを活用してきた結果、ウクライナ・ロシア紛争については侵攻直後の「ロシアしか勝たん(アンチ爆誕)」、ロシア入国不許可となった高市早苗議員の「上等やないか!」発言に対する「国会議員の発言としてはいかがなものか(二度目のアンチ爆誕)」、2年半前の「ウクライナの経済的尻拭いは日本に回ってくる」、2年前の「期待していないレベルの移民によって日本社会は混乱を来す」、そして米ドルの崩壊や貴金属相場の高騰など、もちろん私以外の識者の方々も発信はされていましたが、私なりの論理と見解を持って早い時期にXで投稿した内容はほぼその通りになっているのも事実です。

Xでフォローしてくださっている方々にとっては周知の通り、歯にもの着せず辛辣にバシバシ発信してきたことから、一時期は反日だの出羽守(海外を引き合いにして日本批判をする人を指すらしい)だの批判も殺到しましたが、私の根底にあるのは両親や弟たち、未だに交流のある大学同期や大切なビジネスパートナーたちが暮らし、何より私を産み育ててくれた日本という国に対する強い思いがあったことは徐々に理解をされてきたと感じています。

noteは数年前にアカウントは開設しましたが投稿ゼロで今日まで来ました。Xではブルーマークを取得した有料アカウントで発信しているので4000字までの長文投稿ができるのですが、このたび noteを始めてみようと思ったきっかけは、記録として保存しておきたい過去投稿の検索が困難であるという事情からです。なので、note記事の一部は「○年○月○日付、Xでの投稿です」というのも出てくるかもしれません。一部加筆してここに再掲載することもあるかと思います。

それに加えてnote独自の記事も投稿していきます。今のところは収益化は考えていません。ただ、過去、自分のビジネスとして企業や大学生の海外研修で使用したコンテンツなどを出す場合は(クライアント様へは有償提供しているので)有料とさせていただく可能性もあります。当面は誰でも無料で読めること、私自身の過去投稿の記録用としてこのnoteを活用することを考えています。

Xのアカウントには一応リンクさせていますが、ここnoteでもフォローしていただくと新作記事がすぐ読めますので登録をお願いします。

では、2025年が皆さまにとっても希望の年となりますよう!
大晦日に我が家の裏庭から見えたダブルレインボー(マレーシアでも吉兆といわれています)の写真を添えてご挨拶とさせていただきます。

SouthernCross SouthernCross

1996年に現地採用者として単身シンガポールへ。シンガポール資本の会社2社で働き、2002年に永住権を取得。その後、シンガポール企業の日本駐在員として3年半勤務。任期終了後シンガポールに戻り2008年に起業。現在、自分自身のシンガポールの会社の代表を務めると共に、マレーシア企業での役員も務める。2023年にはシンガポールから橋一つ渡ったところにあるマレーシア・ジョホール州の経済特区イスカンダルプテリに在住す。シンガポール、マレーシアの二拠点生活をしています。

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